丹木の歳時記2010　神無月　その四

23日は二十四節気の霜降（そうこう）。八王子で霜が降りるのはまだまだ先ですが、キャンパスには冬鳥の姿も。翌24日午後の気温は17℃までしか上がらず、上着がないと肌寒い一日でした。

【野原薊】秋を代表する花といえば菊ですが、野原薊（ノハラアザミ）、嫁菜（ヨメナ）、秋の麒麟草（アキノキリンソウ）は、いずれもキク科の花々です。

【嫁菜】秋を代表する花といえば菊ですが、野原薊（ノハラアザミ）、嫁菜（ヨメナ）、秋の麒麟草（アキノキリンソウ）は、いずれもキク科の花々です。

【秋の麒麟草】秋を代表する花といえば菊ですが、野原薊（ノハラアザミ）、嫁菜（ヨメナ）、秋の麒麟草（アキノキリンソウ）は、いずれもキク科の花々です。

高野箒（コウヤボウキ）もキク科の落葉小低木。一つの花のように見えるのは、十数個の小さな花の固まりです。

「セントラル」の近くでは秋明菊が咲いています。名前は菊でもキンポウゲ科。秋牡丹（アキボタン）という別名もあります。

丸い零余子（ムカゴ）の実はヤマノイモの肉芽（にくが）。ご飯と一緒に炊くと美味しい秋の味覚・ムカゴご飯になります。

工学部棟裏の温室の側で木立朝鮮朝顔（キダチチョウセンアサガオ）が咲いています。朝顔という名前がついていますが、分類上はナス科。普通の朝顔（ヒルガオ科）とは別種の植物です。

温室の側でミッキーマウスの形をした木通（アケビ）を見つけました。単なる自然のいたずらなのか、はたまた工学部がバイオテクノロジーを駆使して生み出した研究成果なのか、秋の深まりと共に謎も深まるばかりです。