丹木の歳時記2010　師走　その一

7日は二十四節気の大雪（たいせつ）。大雪が降る頃という意味ではなく、この時期になると気温が一段と下がって寒くなることを意味します。

休日のキャンパスの静寂さの中では、木々の葉や団栗が落ちる音、シジュウカラやヒヨドリの囀りが聞こえます。

赤く染まったモミジやツツジは最後まで命の炎を燃焼させているようです。

赤く染まったモミジやツツジは最後まで命の炎を燃焼させているようです。

目出度い名前の万両（マンリョウ）は、縁起物としてお正月飾りに使われます。

「ニューロワール」の近くでは柚（ユズ）がなっています。冬至の日には、お風呂に柚を浮かべて柚湯にします。

第一グラウンドの側にある信濃柿。百円玉くらいの大きさでマメガキともよばれます。

普通の柿と比べてみると、大きさの違いがよく分かります。

第一グラウンドでは、「カリンの道」ができています。

カリンの側にある柿の実をメジロがついばみに来ていました。今のうちに栄養を蓄えているのでしょうか。小鳥たちも冬支度に余念がないようです。