丹木の歳時記2009　如月　その二

春のような暖かな風が吹いたかと思うと、冬に逆戻りしたような寒い日があったり、まさに「三寒四温」の季節ですが、キャンパスを散策していると、春が一歩一歩近づいていることを実感します。

【フキノトウ】2週間前にはまだ固く閉ざしていたフキノトウですが、春の陽気に誘われて蕾が顔をのぞかせています。

【福寿草】一輪、二輪と、まばらに咲いていた福寿草も一斉に顔を出し、日差しを一杯に浴びています。

【山繭（ヤママユ）】雑木林の梢にぶら下がっているのは、山繭（ヤママユ）という蛾の繭。鮮やかな緑色の繭からは、「天蚕糸」と呼ばれる高級な美しい絹糸がとれます。

【マンサク】満作（マンサク）の花も咲き始めました。早春に「まず咲く」ので「マンサク」という名前になったといわれています。

【マンサク】満作（マンサク）の花も咲き始めました。早春に「まず咲く」ので「マンサク」という名前になったといわれています。

【サンシュユ】ミズキ科の植物である山茱萸（さんしゅゆ）も黄色い花をつけています。秋には赤い実がなりますが、熟すと食べることもできます。

【サンシュユ】日差しを浴びると、木全体が黄金色に輝いて見えるので、別名を「春黄金花（はるこがねばな）」というそうです。

【サンシュユ】日差しを浴びると、木全体が黄金色に輝いて見えるので、別名を「春黄金花（はるこがねばな）」というそうです。

【水仙】池田記念講堂の脇では、水仙が見頃を迎えています。

【平安の庭】「文学の池」から「平安の庭」へとつながる坂道を降りていくと、道の両側から思わずうっとりするような梅の香りが漂ってきます。

【平安の庭】「文学の池」から「平安の庭」へとつながる坂道を降りていくと、道の両側から思わずうっとりするような梅の香りが漂ってきます。

【平安の庭】梅は万葉集にも数多く歌われ、日本人に愛されてきました。「梅の花　今盛りなり　百鳥(ももとり)の　声の恋(こひ)しき　春来たるらし」（小令史田氏肥人　万葉集　巻五　八三四）（梅の花も今が盛りと咲いています。様々な鳥の声も恋しい春がやってきたのですね）という歌もあります。いにしえの万葉人ならずとも、思わず一句詠みたくなるような美しい光景が広がっています。

【平安の庭】梅は万葉集にも数多く歌われ、日本人に愛されてきました。「梅の花　今盛りなり　百鳥(ももとり)の　声の恋(こひ)しき　春来たるらし」（小令史田氏肥人　万葉集　巻五　八三四）（梅の花も今が盛りと咲いています。様々な鳥の声も恋しい春がやってきたのですね）という歌もあります。いにしえの万葉人ならずとも、思わず一句詠みたくなるような美しい光景が広がっています。

【平安の庭】梅は万葉集にも数多く歌われ、日本人に愛されてきました。「梅の花　今盛りなり　百鳥(ももとり)の　声の恋(こひ)しき　春来たるらし」（小令史田氏肥人　万葉集　巻五　八三四）（梅の花も今が盛りと咲いています。様々な鳥の声も恋しい春がやってきたのですね）という歌もあります。いにしえの万葉人ならずとも、思わず一句詠みたくなるような美しい光景が広がっています。

【平安の庭】梅は万葉集にも数多く歌われ、日本人に愛されてきました。「梅の花　今盛りなり　百鳥(ももとり)の　声の恋(こひ)しき　春来たるらし」（小令史田氏肥人　万葉集　巻五　八三四）（梅の花も今が盛りと咲いています。様々な鳥の声も恋しい春がやってきたのですね）という歌もあります。いにしえの万葉人ならずとも、思わず一句詠みたくなるような美しい光景が広がっています。