丹木の歳時記2009水無月 その三

平家物語の冒頭に「沙羅双樹(さらそうじゅ)の花の色、盛者必衰の理をあらわす」とある沙羅。本来の「沙羅双樹」はインド原産の二葉柿科の植物ですが、日本では夏椿(ナツツバキ)の別名とされています。

梅雨空の下、紫陽花以外にも様々な花や木の実がこの季節に彩りを添えてくれています。