丹木の歳時記2013　睦月　その一

今年は例年以上に寒さが厳しく、梅やロウバイの開花も遅れているようです。新年から何度かキャンパスを散策してみましたが、紹介できるような題材をなかなか見つけることが出来ませんでした。

本年6月に完成予定の新総合教育棟の建設工事が着々と進んでいます。

「平安の庭」には、成人の日（14日）に降った雪がまだ残っています。

【南天】「平安の庭」には、成人の日（14日）に降った雪がまだ残っています。

木々が葉を落としている厳寒の季節は野鳥の姿が見つけやすく、絶好のバードウォッチングのシーズンでもあります。

冬になるとキャンパスを訪れる尉鶲（ジョウビタキ）。あまり人を恐れません。

四十雀（シジュウカラ）が地面で餌を探しています。

冬場は群れで行動する柄長（エナガ）。蜘蛛の巣などを利用して精巧な巣作りをすることで知られています。

「文学の池」には、氷が張っています。

雑木林に目をやると、何やら黄色い花が・・。

冬の日差しを一杯に受けて咲く福寿草です。未だ、けやすき春の足音ですが、一歩一歩確かに歩みを進めているようです。

2009年から開始した本欄も5年目に入りました。今年もご愛読のほどを。