丹木の歳時記2012　卯月　その六

【桃】梅は梅らしく、桜は桜らしく、それぞれが個性を発揮していくことの大切さを表現した「桜梅桃李（おうばいとうり）」という言葉があります。キャンパスでは梅や桜に替わって桃や李（スモモ）が咲いています。

【李】梅は梅らしく、桜は桜らしく、それぞれが個性を発揮していくことの大切さを表現した「桜梅桃李（おうばいとうり）」という言葉があります。キャンパスでは梅や桜に替わって桃や李（スモモ）が咲いています。

【編み笠茸】桜の花びら舞い落ちる頃、シュールな現代アートのような編み笠茸（アミガサタケ）が顔を出します。ちなみにアミガサタケはフランスではモリーユと呼ばれる高級キノコ。ただし生食は出来ませんので、ご注意を。

【ライラック】中央図書館の前では、ライラックが咲き始めました。

【山吹】セントラルや「文学の池」の付近では、山吹が咲いています。

【躑躅】「平安の庭」の躑躅（ツツジ）です。

【モミジ】誰も気づかないような小さな花は紅葉（モミジ）の花。咲き終わるとヘリコプターの羽のような実をつけ、回転しながら落ちていきます。

【三つ葉躑躅】鮮やかな三つ葉躑躅の側では、大待雪草（オオマツユキソウ）が咲いています。

【大待雪草】葉が水仙に、花が鈴蘭に似ていることから、鈴蘭水仙の別名があります。

【菫】菫（スミレ）にも、色々な種類があります。

【菫】菫（スミレ）にも、色々な種類があります。

色や形は様々でも、いつか自分らしく咲けばいい。野の草花を見ていると、そういって人を励ましてくれているように思えます。