丹木の歳時記2013　神無月　その一

抜けるような秋空の下、12日から14日にかけて創大祭が開催されました。

久しぶりに母校を訪れ、先月オープンしたばかりの中央教育棟を見学された卒業生も多かったのでないでしょうか。在学時とはすっかり様変わりした母校に驚かれたことでしょう。

ここで卒業生が思わず懐かしくなるような話題を一つ。中央教育棟の正面に向かって左側に小さな庭園が設けられています。かつて野音があった辺りです。

その庭園の一角に石の階段があります。この石に見覚えはありませんか。実はこの石、栄光門から文系A棟の方へと続く道に敷き詰められていたかつての石畳の一部です。

キャンパスには、金木犀の甘い香りが漂っています。英語では、「fragrant tea olive」と呼ばれる中国原産の植物です。

イチョウの木にはたわわに銀杏がなっています。こちらはあまりfragrant とは言えませんね。

団栗（ドングリ）がときおりコロコロと転がり落ちてきます。

ここからはクイズです。キャンパスのあちらこちらで見かける赤い実ですが、一体何の実か見分けられるでしょうか。

何の実か見分けられるでしょうか。

何の実か見分けられるでしょうか。

何の実か見分けられるでしょうか。

何の実か見分けられるでしょうか。

答えは順番にオトコヨウゾメ、コバノガマズミ、ゴンズイ、サンシュユ、ツリバナ、トキワサンザシです。