丹木の歳時記2014　弥生　その一

漸く春らしい暖かさとなり、東京でもソメイヨシノの開花が発表されました。

見頃を迎えた梅の花の蜜を吸いに、メジロがやってきました。メジロにも梅の香が分かるのでしょうか。

ヒヨドリは、カンヒザクラの蜜を吸いにきます。

一本の梅からピンクと白の花が咲いています。こうした咲き方を「源平咲き」といいます。

「平安の庭」でも様々な梅を楽しむことが出来ます。

「文学の池」の辺では、黄色い水仙が咲いています。

池の側には、紅白の椿があります。

池の側には、紅白の椿があります。

タンポポが暖かな日差しを浴びています。

タンポポのように見えますが、こちらは福寿草（フクジュソウ）です。

土佐水木（トサミズキ）は連なって咲きます。

地面から蕗の薹（フキノトウ）が顔を出しました。天ぷらにすると、ほろ苦い春の味わいが楽しめます。

ちなみに蕗の薹とは、蕗の花の蕾。枝が伸びると、こうなります。

待ちに待った百花繚乱の季節もすぐそこです。