丹木の歳時記2014　水無月　その一

一年で昼間が一番長くなる夏至（今年は6月21日）が近づきました。昼が一番短い冬至と比べると、５時間近く昼間の時間が長くなります。

キャンパスでは色とりどりの紫陽花が咲いています。

キャンパスでは色とりどりの紫陽花が咲いています。

「文学の池」を飛び交う蜻蛉（とんぼ）たち。羽を休めている時がシャッターチャンスです。

「文学の池」を飛び交う蜻蛉（とんぼ）たち。羽を休めている時がシャッターチャンスです。

銀ヤンマは飛翔能力が高く、ほとんど休まずに飛び続けることができます。写真は産卵に訪れた銀ヤンマの雌です。

「桑の実みのれる城跡(しろあと)ゆけば」と、本学の学生歌にも歌われている桑の実です。

杏の実も熟れて色づいています。それほど甘くはありませんが、実を割って種を取り、砂糖を加えて煮ると美味しいジャムになります。

蛍が飛び交う頃に咲く蛍袋（ホタルブクロ）。キキョウ科の多年草で、毎年同じ場所で咲きます。

泰山木（タイサンボク）はモクレン科の樹木。北アメリカ原産で、花には芳香があります。同じモクレン科の朴（ホオ）の花（「皐月　その四」で紹介）によく似ています。

未央柳（ビョウヤナギ）の原産地は中国。刷毛（はけ）のように立ち並ぶ雄しべが特徴的です。

道に並ぶのはタコウンナーでしょうか。はたまた異星人でしょうか。

見上げると、そこには石榴（ザクロ）の花が。地面に落ちた花を並べて撮影したのでした。