丹木の歳時記2014神無月　その三

各地で初霜、初氷、初雪などの便りが聞かれるこの頃。二十四節気の霜降を迎え、日増しに秋が深まっています。

創大門から続く銀杏並木も色づき始めています。

創大門の近くで石蕗（ツワブキ）が咲いています。

黄蝶が訪れたのは薬師草（ヤクシソウ）です。

高野箒（コウヤボオキ）は茎を集めて箒にするところからついた名前です。

高野箒にそっくりな花は近縁種の柏葉白熊。カシワバハグマと読みます。

晒菜升麻（サラシナショウマ）は小さな花が房状になって咲きます。

紫式部の実がなっています。春に咲く花からは良い香りが漂います。

薮茗荷（ヤブミョウガ）は藍色の実をつけます。

羽根突きの羽のような実をつけているのは臭木（クサギ）です。

カリンも黄色く色づいています。

「文学の池」には今年も鴨が飛来しました。本学の箱根駅伝初出場を祝福してくれているのカモ。

「平安の庭」では紅葉が進み、秋本番の風情になっています。