丹木の歳時記2015　神無月　その三

爽やかな秋空の下でコスモスが風に揺れています。「秋桜」とも書くコスモスはキク科の植物。キャンパスでは数種類のキク科の花が見られます。

キャンパスにほど近い畑で咲いています。コスモスの原産地はメキシコです。

秋明菊（シュウメイギク）は見た目は菊にそっくりですが、キンポウゲ科の植物です。

秋の麒麟草（アキノキリンソウ）はキク科。泡立草（アワダチソウ）とも呼ばれます。

北アメリカ原産の背高泡立草（セイタカアワダチソウ）はキク科の帰化植物。全国各地で繁殖しています。

清楚な白山菊（シラヤマギク）が微笑むように咲いています。

薊（アザミ）は春に咲きますが、野原薊（ノハラアザミ）は秋に咲きます。薊もキク科の植物です。

多くの花がドライフラワーのような状態になった紫陽花（アジサイ）の中で、一株だけまだ咲いていました。

季節外れの躑躅（ツツジ）も咲いています。

山茶花（サザンカ）が咲き始めています。唱歌「たき火」に「さざんかさざんか咲いた道♪」と歌われています。山茶花が咲き始めると、たき火が恋しくなります。

秋珊瑚（アキサンゴ）、山茱萸（ヤマグミ）とも呼ばれるサンシュユの実が色づいています。春には黄色の小さな花を咲かせ、春黄金花（ハルコガネバナ）とも呼ばれます。

学生ホールの近くで、花水木（ハナミズキ）も赤い実をつけています。

錦木（ニシキギ）も実は５㎜ほどでしょうか。葉も美しく紅葉します。