丹木の歳時記2015　霜月　その一

暦の上では立冬を迎えました。朝晩と昼間の寒暖差が大きくなるにつれ紅葉も少しずつ進んでいきますが、キャンパスのモミジの見頃はもう少し先になりそうです。

中央教育棟の創大門側に植栽されているアメリカ楓（フウ）が色づき始めています。紅葉葉楓（モミジバフウ）とも呼ばれます。（アメリカ楓）

「平安の庭」で色づいているのは羽団扇楓（ハウチワカエデ）でしょうか。

「平安の庭」には様々な品種のモミジが植えられています。

池田記念講堂の側で鶏頭（ケイトウ）を見つけました。正岡子規の句に「鶏頭の十四五本もありぬべし」とありますが、こちらは一本だけでした。

「文学の池」には今年もたくさんの鴨が飛来しています。ざっと数えただけで７０羽以上。よほど居心地が良いのでしょうか。

「文学の池」の近くで見つけたキノコはナラタケ。切り株などに発生する腐朽菌ですが、食用のキノコでもあります。

花梨（カリン）の実は堅くて食べられませんが、良い香りがします。

柚子（ユズ）も良い香りがしますが、枝には鋭いトゲがあります。

キャンパスのあちらこちらで山茶花（サザンカ）が咲いています。山茶花もお茶の木も、ともにツバキ科の植物です。

キャンパスのあちらこちらで山茶花（サザンカ）が咲いています。山茶花もお茶の木も、ともにツバキ科の植物です。

女子短大の前では飯桐（イイギリ）の実がなっています。雌雄異株で、ナンテンギリとも呼ばれます。

こちらは南天（ナンテン）。確かにイイギリの実と似ていますね。