丹木の歳時記2016　睦月　その二

12日には東京で平年より９日遅い初雪が降りました。「雪中四友」（せっちゅうしゆう）とは、雪の中で咲く梅、蝋梅（ロウバイ）、山茶花（サザンカ）、水仙を指しますが、キャンパスでは四種類とも咲いています。

四友の最初は梅。東洋哲学研究所の近くで白梅が咲いています。

次は蝋梅（ロウバイ）。「平安の庭」近辺で芳しい香りを漂わせています。

山茶花（サザンカ）はキャンパスのいたるところで見られます。

水仙は栄光門の近くで咲いています。ヒガンバナ科に属します。

一見何の変哲もない椿に見えますが、よく見ると葉の形が金魚に似ている「金魚椿」という品種です。

「文学の池」の側で、福寿草（フクジュソウ）が顔を出しています。暖冬の今年は随分早く咲き始めました。

福寿草の近くでは、紅白の椿が見られます。

福寿草の近くでは、紅白の椿が見られます。

雉鳩（きじばと）のつがいが日向ぼっこを楽しんでいます。

この不思議な物体は一体何でしょうか。答えは紅葉楓（モミジバフウ）の実です。

今週末には本学でもセンター試験が行われます。

受験生にとってはいよいよ正念場となる季節。風邪を引かないよう体調管理に気をつけて、持てる力を最大限に発揮してください。