創価大学ニュース「SUN」101号 2019 Spring

学生の活躍 キャンパスニュース 卒業生の進路紹介 ※血液型を決める糖鎖の3種類の模式図。O型糖鎖は 共通構造のため、O型の血液は誰にでも輸血できる。  核酸、タンパク質に続く、第3の生命 鎖を形成する生命情報分子「糖鎖」は、 さまざまな生命現象でとても重要な役 割を果たすことが証明されています。 例えば、癌細胞上で顕著に変化するた め腫瘍マーカーなどに利用されるほ か、腸内細菌の重要な栄養素としても 知られています。もっとも有名な糖鎖は 私たちの赤血球上にあり、血液型や輸 血が可能かどうかを決定するのも「糖 鎖」です。  この「糖鎖」を対象とする研究分野 は、世界において日本がリードしている 生命科学分野のひとつであり、本学に は糖鎖生物学および糖鎖情報学で顕著 な成果をあげている複数の研究者がい ます。そこで、さらなる学内外における 共同研究のオーガナイズと糖鎖研究の 推進を目的とした「糖鎖生命システム融 合センター」が、4月1日(月)本学の理工 学部に設立されました。  本センターのセンター長であり、糖鎖 研究では世界的にも有名な西原祥子セン ター長は、「細胞の表面にあるタンパク質 の多くが糖鎖を持っており、糖鎖はタンパ ク質が関わるさまざまな生命現象に関与 しています。だからこそ応用範囲は生物 学、薬学、医学にとどまらず、農学や工学 分野にまで広がっています。私達は、糖鎖 の役割を明らかにし、それを役立ててい きたいと考えています」と述べています。  ウズベキスタン共和国駐日大使館の ガイラト・ファジロフ駐日大使、アジゾ フ・シロジェ二等書記官らが、2月6日 (水)に来学され、ウズベキスタンの詩 人アリシェール・ナワイーの生誕578年 を記念した献花式が行われました。  献花式では、馬場善久学長が「本学 の創立者も何度もスピーチの中で詩人 ナワイーの話を引用されました。キャン パスに立つナワイー像の台座には、『互 いによき友人となれ 友情こそ人のな すべき道なり』と刻まれています。さら に、両国の友情を深めていくよう、本学 とウズベキスタンの大学との交流を推 進していきたい」と挨拶しました。  学生の就職活動を支援し、青森県へ のUIJターン就職を促進する「青森県と 創価大学及び創価女子短期大学との 学生UIJターン就職促進に関する協定 書」を2月18日(月)に締結しました。今 後は青森県内の就職説明会の開催ス ケジュールやインターンシップの情報 を学生に提供するとともに、学内での 就職セミナーや情報提供サービスを青 森県と連携して行います。本学では栃 木県、福岡県、大阪府、宮城県、茨城県、 山口県、札幌市、岡山県、岩手県、京都 府、鳥取県、愛知県、岐阜県、福島県と 同様の就職協定を締結しています。 生命科学の研究拠点 「糖鎖生命システム 融合センター」が 設立されました ウズベキスタンの詩人 アリシェール・ナワイー像へ献花 春季海外研修30コースの 合同結団式が開催されました 青森県と学生UIJターン就職 促進に関する協定書を締結  1月17日(木)、ロシア民族友好大学 ソチ分校のナデジュダ・コズロヴァ学 長が来学され、本学の馬場善久学長ら が出迎え、同校との学術交流協定を締 結しました。本学は、ロシア民族友好大 学(モスクワ)と2014年に学術交流協 定を結んでおり、今回は ソチ校と新たに協定 を締結しました。 ロシア民族友好大学 ソチ分校と学術交流協定を 締結しました  春季休業期間中に17カ国において 実施された海外研修30コースの合同 結団式が、1月16日(水)に本学ディス カバリーホールで開催され、研修参加 予定の学生約300名が集いました。小 山内優国際部長が全研修を紹介した のち、川場弘美さん(文学部2年:北京 語言大学研修)と真鍋瑞歩さん(経済 学部1年:IPカリフォルニア・グローバ ル研修)が研修への抱負を発表。続い て、馬場善久学長が「海外研修を通し てさまざまな人と交流し、異文化理解 を深めてもらいたいと思います」と学生 にエールを送りました。最後に田代康 則理事長が挨拶に立ち、「現地に行って 自分の肌で感じることで学ぶことが多 くあります。今後の学生生活の糧とな る研修になることを願っています」と励 ましました。 17 生命システム 糖鎖 情報学 O型 A型 B型 Gal 糖鎖 機能学 糖鎖構造学 神経・感染 発生・免疫 α 2 β α α α 2 2 β β α3 3 GalNAc Fuc

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