創価大学ニュース「SUN」102号 2019 Summer
1987年大阪府生まれ。2010年創価大学文学部卒業 後、立命館大学大学院に進学。その後、IT企業に就職 して約5年間営業職として働くなかで、中学から続けて きたラグビーを海外でしたいと考え、2017年からウズ ベキスタンに赴任している。 山本 忠昭さん 山本 忠昭 さん 文学部 36期生 JICA青年海外協力隊 ラグビー隊員 ウズベキスタンラグビー協会 所属 ラグビー指導員として、世界にチャレンジ。 09 2019年、日本でワールドカップが開催され ることで、注目を集めるラグビー。フィールドは 違うが、日本代表と同じように高い志で世界に 挑む、創価大学ラグビー部OBがいる。当時、ス タンドオフとして活躍した山本忠昭さんだ。 「日本代表チームの奮闘を見て、海外でラグビー をしようと決意しました。そんなとき、JICAが アジア各国でラグビー普及を担う海外協力隊 員を募っているのを知りました。現在は、ウズベ キスタン代表チームの未来を担うユース世代の チームプレイの文化のない国に、「One for all, All for one」の精神を 育成を担当しています」 文化の異なる海外で指導者として成功するため には、現地の人々の国民性をつかまなければなら ない。ボクシングやレスリングといった個人競技 が盛んなウズベキスタンは、チームプレイの意識 が低く、和を大切にする日本人とは大きく違う。 それでも山本さんに不安はなかった。小学校 から通った創価の学舎で育んだ多様性を認め 合う「世界市民」としての感覚があるからだ。 「どこへ行っても『自分を受け入れてもらってい るんだから、こちらも先方の考えを受け入れよ う』と思っているので、カルチャーショックは受 けません。ただ、ラグビーで強くなるためには、 チームプレイは不可欠。『One for all, All for one』。1人ではできないことも、周りの人と協力 すればできる。その重要性をラグビーを介して 子どもたちに伝えていきたい」と熱く語る。 試合前に指導をしているウズベキスタン選手と
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