06 Soka Univ. News 新しい3つのポリシーの見直しの背景 -共通科目におけるラーニング・アウトカムズの設定・活用- 進化する 〝創大生の学び〞 近年、創大生が国際的な会議へ参加したり、国内のコンテストや大会で優秀な成績を収 めたりするなど、学外からの評価、注目が年々高まっています。創価大学では昨年度、大 学全体、各学部・研究科においてディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)、カリキュラム・ ポリシー(教育課程編成・実施の方針)、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方 針)の3つのポリシーを見直し、本学の教育の目的と特色を明らかにしました。今回は、 創価大学の進化する学びとその背景の一端をご紹介します。 [特集2] ているべきか)」「実践的能力(学生が何を できるようになるべきか)」「教養ある市民 としての資質(知識と能力を用いて何を行 おうとするか)」の3つの観点から8つの項 目が設定されています。 2014年度より8つの項目のうち、対応する 科目数が少ないLOsを強化するため「学術 文章作法」を必修化し、2018年度には「世 界市民教育科目群」を必修科目として設 置する予定になっています。 また、授業内容の改善のための取り組みも この新しい3つのポリシーの見直しの背景 には、学部を超えて全学の学生に提供す る共通科目における「ラーニング・アウトカ ムズ」(LOs)の設定があります。LOsとは、 各科目を受講することによりどのような成 果が得られるのかを明確にするための指 標の一つになります。 創価大学では、2011年1月に共通科目の LOsを設定しました。このLOsは、創価大学 の建学の精神や共通科目の教育目標を念 頭に置いて、「知識基盤(学生が何を知っ 行っています。授業の到達目標に対する到 達度を評価・測定するため、振り返りシー ト、アンケート等各教員が様々な工夫を凝 らして改善に取り組んでいます。2017年度 からは、共通科目だけでなく、専門科目に おいてもLOs測定の取り組みが実施され ています。共通科目のLOsを土台にしつ つ、各学部の理念や教育目標に合わせて LOsが作成されています。 創価大学では2016年5月から、すでに制定してい た3つのポリシーの見直しを開始しました。創価 大学では建学の精神に基づいて、人類が直面す る個々の問題に真摯に取り組み、知恵を発揮して いく「創造的人間」の育成を目標としています。そ のために「知力」と「人間力」を磨き、「自分力」(学 創価大学では、全学ディプロマ・ポリシーを制定 することにより、「所定の期間在学し、学士課程を 通じて上記の知識・技能ならびに態度を身に付 け、所定の単位を修得しGPA基準を満たした学生 に学位を授与する」という学位授与方針を明確に しました。さらに、各学部においても学部ポリシー 3つのポリシーの見直しとは 生一人ひとりが有している可能性)を発見し、開 花させる人間教育に取り組んでいます。この建学 の精神や、2010年に設定したグランドデザイン (創立50周年に向けたアクションプラン)、すでに 行われている教育改革の取り組みなどをふまえ、 全学ディプロマ・ポリシーを制定しました。 の議論が行われ、学部の理念・目的、教育目標、 ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アド ミッション・ポリシーが整合性のある内容に修正 され、2017年3月には新しいポリシーとして公表 されました。 知識基盤 幅広い知識と高度な専門性 国際性 多様性を受容する力と他者との協働性 実践的能力 知識を社会に応用する力と コミュニケーション力 創造性 統合する力と創造的思考力
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