創価大学ニュース「SUN」99号 2018 Autumn

12 Soka Univ. News 法学部 中山 賢司 准教授 教職大学院 長島 明純 教授 特集3  SDGs への本学での取り組み事例 高木教授は、開発経済学を専門とされてお り、貧困地域の実態を明らかにし、そこで の人々の暮らしをどのようにすれば良くし ていけるかを研究されています。1997年 に起きたアジア通貨危機を目の当たりに し、貧困地域に生きる人々の生活をいか に良くしていけるか、また、Human well- beingの研究に力を入れてきました。学部の 「開発と貧困の経済学」という授業の中で、 貧困地域の問題を解決するための方途を 学生と一緒に考え、取り組まれています。 中山准教授は、衆議院事務局で法案策定 に関わってきた実務家であると同時に、 東アジア地域主義に関する分野で博士号 を取得された研究者です。現場や地域の 人びとの視点を重視され、おもにフィール ドワークを通じた研究に力を入れてきま した。担当する法学部の授業「まちづくり 八王子」も、地域の課題解決に向けて取り 組むフィールドワーク科目です。本学は、 2015年に八王子市と「包括連携に関する 協定」を締結しました。 八王子市と本学と の連携科目の一つとして、 子育て支援、高 齢者の社会参加、環境問題などの政策課 題を学生と一緒に考えています。 中央教育棟の東棟と西棟の屋上に、 2014年2月、本学で最大規模の発電設備 となる太陽光発電システムを設置しまし た。電気の最大出力は「99kW」で、同建 物の空調や照明の電力として使用してい ます。東棟・西棟にそれぞれ208枚ずつ計 416枚の結晶シリコン製のパネルを設置 し、年間約30トンのCO 2 削減効果が見込 まれます。同建物の地下1階の学生ラウン ジ「プラット」の壁面には、太陽光発電の 特徴やその日の発電量CO 2 排出量などが 分かるモニターを設置。2010年1月に大教 室棟で「30kW」、2013年2月に看護学部棟 で「37kW」の太陽光発電設備を設置しま した。  また、近接階への階段の積極利用を促 す「2UP3DOWN」の合言葉掲示、照明の LED化・間引き対応、トイレの便座を利用 しない時はフタを閉めるように呼びかけ るなど、エネルギー削減に向けて地道な 取り組みを積み重ねています。 長島教授は、小学校での23年間の教職 経験やスクールカウンセラーとしての経 験を生かし、子どもたちの諸課題を克服 するための方途を、心理治療的な側面か ら実践的に研究しています。「信頼関係が つくりにくい被虐待児へのかかわり」につ いて、現場経験や研究内容を授業やゼミ 活動を通して、未来の教育者である学生 に還元しています。 経済学部 高木 功 教授 編集スタッフが取材 創価大学キャンパス 再生可能エネルギーの 活用、削減 Section 2

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