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2013/08/10

学生時代の誓いを胸に会社を起業し、社会で活躍!!

矢澤 真由美さん / 経営科 1991年卒

短大経営科5期生として、大手企業勤務を経て、事業企画やキャリア支援の経験を生かした会社を起業。現在、会社の代表として活躍している矢澤真由美さん。草創期の短大建設に汗を流した先輩に短大の魅力を聞いてみました。

短大時代の思い出を教えて頂けますでしょうか

入学間もない1年時の滝山祭で総括をさせて頂いたことです。その折、創立者池田先生より「王者とは人を幸福に導くことが出来る人」とのご指導を頂き、この瞬間に「多くの人の夢や幸福になりたいという意思に生涯を通して介在し支援させていただこう」という人生のビジョンが明確になりました。また、人生にとってかけがえのない素晴らしい友人と出会うことが出来たことも思い出の一つですね。卒業後、20年以上が経っても変わることのない強固な友情は私にとって、かけがえのない最高の宝物となっています。

短大卒業後はどのようなお仕事をされたのでしょうか。

卒業後は大手旅行代理店における法人営業を経て、大手外資系メーカーへ転職。財務や人事部門を担当しました。その後、ベンチャー企業において社長室の女性管理職として新規事業プロジェクトに従事し、国内外に多くのネットワークを構築する事ができました。現在は、大手人材企業にて培ったキャリアカウンセリングの職務をベースとした会社を起業し、学生から社会人、経営幹部層に至る幅広い方々の就業支援をさせて頂いております。

お仕事をする中で、短大で培った力を感じた時はありましたか。

創価女子短大は学業や部活動、また、数多くの行事を通して「組織人」としてのあり方を学び、体得する多くのチャンスがあります。企業をはじめ社会という組織の中では、時に考え方や意見の違う多くの人と日々共働しながら、一つの目的に向かって互いがいい意味での「化学反応」を起こし、価値創造させますが、短大2年間でその「組織人」としての心構えを日常的に養い、繰り返し鍛錬できることは何よりの財産だと思いますね。

どのような理由で起業を思い立ったのでしょうか。

短大1年時に掲げた「多くの人の夢や幸福になりたいという意思に生涯を通して介在し支援させていただこう」というビジョンを「40代からより自分らしく実現しよう」と考えた末に「起業」という1つの形を見つけました。社会人スタート時から「人生は40代からが本舞台」という強い意識もありましたので、現在は企業支援やボランティアを始め幾多のプロジェクトに従事する事が可能となり、公私にわたり大変充実した日々を送っております。

今後のご自身の「夢」を教えて頂けますでしょうか。

私の夢は「自分の生き方が誰かにとってのメッセージとなるような生き方をしたい」ということです。具体的には「日本一母親孝行をする!」ということです。2010年5月に創価教育同窓の集いで創立者池田先生が「親孝行をするんだよ、お母さんを大切にするんだよ」とご指導して下さいました。昨年父が他界しましたが、長年父の介護に尽くした母に、心からの感謝を込めて親孝行をしたいと思っております。

短大受験生にメッセージをお願いします。

創価女子短大は世界に通用する女性リーダーの育成機関です。ここでは大学4年間分を「2年」で鍛錬し、卒業後に優秀な社会人として「即戦力」となるよう必要な教養を身につけることが出来ます。世界一の創立者のもと、二度とないかけがえのない青春を思う存分謳歌して下さい!
矢澤 真由美 Yazawa Mayumi
好きな言葉:冬は必ず春となる
趣味・特技:読書・旅行・食べ歩き
おススメの本:日本婦道記、代表的日本人、世に棲む日々
おススメの映画:サウンドオブミュージック、招かれざる客
ページ公開日:2013/08/10