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提案された学生の皆さん

2021/11/26

【短大生発!SDGs提案が実現!】 関東の女子大・女子短大として初めて、生理用ナプキンの無料提供サービス「OiTr(オイテル)」を導入しました。

 創価女子短期大学(以下、本学)では、11月18日より学内2階の女子トイレ(6室)に、生理用ナプキンの無料提供サービス「OiTr(オイテル)」を設置し運用を開始し、11月25日にそれを記念するイベントを開催しました。今後、大学内の1階女子トイレにも設置を計画しています。

 「生理の貧困をなくし、生理のことをオープンに語れる世界」をビジョンに掲げ、学生が独自に研究調査を行ってきました。「生理の貧困」とは、経済的理由、心理的理由、家庭上の理由など様々な理由から若者が生理用品にアクセスすることができない、利用できない環境にあることを指します。日本では、5人に1人の若者が「金銭的理由で生理用品を買うのに苦労した」とも言われております(任意団体「みんなの生理」によるアンケート調査結果)。
 
 本学では、コロナ禍で奨学金を必要とする学生が増えていることも考慮し、学生が安心して学業に専念できる環境を作っていくことを学生が自ら考え、「いつでもだれでも安心して使える」生理用ナプキンの無料ディスペンサー「OiTr(オイテル)」の設置を大学に提案し、実現に至りました。今回の取り組みは本学学生を中心に行われたものであり、関東の女子大・女子短大として初めての導入となります。

 「OiTr」は、いつでも誰でも安心して使用できる、生理用ナプキンの無料ディスペンサーです。普段使用しているスマートフォンに、オイテルアプリをダウンロードし、簡単なユーザー登録を済ませた上で、画面の表示に従ってスマートフォンをディスペンサーに近づけるだけで、生理用ナプキンを受け取ることができます。

 本学は、「学生第一」の精神を掲げ、持続可能な社会を目指して、SDGsの推進に全学をあげて取り組んでいます。生理用ナプキンの無料提供サービスの導入は、SDGsの1番「貧困をなくそう」や5番「ジェンダー平等を実現しよう」だけでなく、3番「すべての人に健康と福祉を」、6番「安全な水とトイレを世界中に」といった目標に貢献します。

 本学は、これからも「誰ひとり取り残さない社会」を作っていくために、SDGs推進に努めていきます。
ページ公開日:2021/11/26