2月22日、アメリカ創価大学副学長の高橋朋子教授を迎えて、講演会『世界で活躍した女性リーダーに学ぶ』「ローザ・パークス女史と創立者池田先生、短大生との歴史」をオンラインで開催しました。

　アメリカの“公民権運動の母”と呼ばれるローザ・パークス女史。講演では、ローザ・パークス女史と本学創立者との交流の歴史、短大生との出会いのエピソードを、間近で見て来られた高橋教授が、当時の感動のままに紹介されました（交流史の一端はワークショップページで紹介）。
　
　ローザ・パークス女史と温かい友情を結ばれ、女史が出版された書籍の日本語翻訳も担われてきた高橋教授は、間近に接しながら感じてきたパークス女史の包み込むような温かく優しい人柄も紹介。「パークスさんは『静かな強さ』をもつ人でした」「勇気ある冒険家であり、未知のもの、異なる文化を恐れず、そこから学ぼうとする姿勢がいつもおありでした」「大統領に賛嘆されようと、国会議員からメダルをもらおうと、いつもとちっとも変わらないパークスさんは、本当に、『世界の宝』なのだと思いました」等と語られました。
　
　参加した短大生からは、次の様な感想が寄せられました。
・とても貴重なお話を聞くことができ、嬉しい気持ちでいっぱいです。ローザ・パークス女史のお人柄や創立者とどのような絆を結んできたのかを知ることができ、女史がどれだけ聡明で1人ひとりの人に寄り添ってこられたのかを自分が経験したかのように感じることができました。女史が当時出会った短大生のように、私自身も純粋で信念を持った女性になりたいと思いました。本日は大変貴重なご講演をありがとうございました。
・短大で学べる今、こうして高橋先生の言葉や体験を通し素晴らしい歴史を知れたことを心から嬉しく思いますし、勇気を貰いました。翻訳された本を読み、学ばせていただきます。
　
　尚、本講演会は2.27「短大の日」を記念して、本学「輝く女性育成推進」企画により開催されました。