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文科省GP採択
女性のキャリア形成のための就業力育成支
~ATACサイクルを基盤とした就業基礎力の向上~
平成22年度文部科学省「大学生の就業力育成支援事業」
1.取組概要
創価女子短期大学の学生は、多様な感性・人間性を持ちながら、社会・他者へ積極的に関わろうという純粋な貢献意識を共有しています。 本取組は、そうした学生一人ひとりに内在する豊かな可能性への気づきを促進し、自律した学生による目標への挑戦、困難を克服することによる自信の獲得などを通して、女性としての生涯にわたるキャリア形成という視点から、短大の2年間でその基礎となる就業力の向上を図ることを目的とします。 また、教員・職員さらに卒業生の協力による弛みない励ましの体制を確立すると共に、正課の授業だけでなく正課外の講座などを含めた体系的見直し、新規科目開設等、全般的支援を行っていきます。
2.本取組における就業基礎力とは
本学では、学生が身につける就業力を「いかなる立場・状況にあっても将来にわたって持続的・継続的に社会に貢献できる力」と捉えています。 そして、
の5つの力(詳細15項目30要素)を本学が定める「就業基礎力」と定義し、各自が短大の2年間を通してこれらの指標を向上させることで就業力の育成を図っていきます。
- 行動力
- チームワーク力
- コミュニケーション力
- 情報活用力
- 創造的思考力
の5つの力(詳細15項目30要素)を本学が定める「就業基礎力」と定義し、各自が短大の2年間を通してこれらの指標を向上させることで就業力の育成を図っていきます。
3. ATACサイクルの概念
本学では
というサイクルを「ATAC(アタック)サイクル」と名づけ、これを基盤としてキャリア教育を見直し、整理し、効果的に活用できるように進めていきます。
- 気づき(Awareness)
- 挑戦(Try)
- 達成(Achievement)
- 自信(Confidence)
というサイクルを「ATAC(アタック)サイクル」と名づけ、これを基盤としてキャリア教育を見直し、整理し、効果的に活用できるように進めていきます。
4. 具体的取り組み内容
本取り組みの具体的内容は以下の3点からなります。
- キャリア教育の体系的見直しと充実(正課・正課外)
a)「女性のためのキャリア形成科目群」の設置…注)1
b)新科目の設置および科目の改編- 新科目「キャンパスインターンシップ」の導入…注)2
- キャリア講座の改編…注)3
- 就業基礎力ポートフォリオ・システムの開発と活用
- 本取組を支える基盤としての「ATACサイクル」
就業基礎力ポートフォリオ・システム
就業基礎力診断を視覚化し、効果的に活用出来るシステムです。
5. 達成目標・成果等
本取り組みでは、就業基礎力の15項目を中心にポートフォリオの評価ポイントを測定し、以下の3点の目標を達成します。
本取り組みにより、従来の実学的科目を中心としたキャリア教育の体系化が行われ、ATACサイクルを基盤とした一人ひとりの自律的な努力を通して就業基礎力の向上が図られると共に、それが「社会に有為な女性リーダーの育成」という本学の教育目標の達成に着実に連動していきます。
- 各個人の就業基礎力の着実な向上 (目標達成人数の増加)
- 大学全体の就業基礎力の向上 (向上率の上昇)
- 就職率ほぼ100%の維持および進路未決定者の減少
本取り組みにより、従来の実学的科目を中心としたキャリア教育の体系化が行われ、ATACサイクルを基盤とした一人ひとりの自律的な努力を通して就業基礎力の向上が図られると共に、それが「社会に有為な女性リーダーの育成」という本学の教育目標の達成に着実に連動していきます。