1月3日（火）、第99回箱根駅伝（東京箱根間往復大学駅伝競走）の復路5区間（神奈川・箱根町～東京・大手町、109.6キロ）が行われ、創価大学駅伝部が「総合8位」（往路10位、復路4位）の結果で、4年連続となるシード権を獲得しました。

往路10位の創価大学は、往路1位の駒澤大学の6分5秒後に復路をスタートしました。3大会連続で6区を任せられた濱野将基選手（法・4年）は経験をいかした攻めの走りで総合6位に順位をあげて襷を繋ぎました。4大会連続での箱根路となった7区の葛西潤選手（文・4年）は、区間賞を獲得する素晴らしい走りで総合5位に順位をあげて平塚中継所に。襷を受けた8区の桑田大輔選手（文・3年）は、良い流れを維持したまま堂々と走り、総合7位で9区の緒方貴典選手（教育・4年）に襷を託しました。主将の緒方選手はチーム全員の思いを襷に込め、力強く走り抜き区間2位の好走で総合4位に押し上げて鶴見中継所に入りました。アンカー10区の石丸惇那選手（経済・1年）は、自分を信じて最後まで諦めない執念で走り抜き、総合8位でゴールテープを切りました。
創価大学駅伝部はチーム一丸で襷を繋ぎ、往復217.1キロを走り抜くとともに、前回大会を35秒上回る、「10時間55分55秒」の記録となりました。

今大会を振り返り榎木和貴監督は、「応援ありがとうございました。目標としていた総合優勝はできませんでしたが、選手、スタッフ全員の総合力で、総合8位、4年連続シード権獲得という結果を出すことができました。往路10位と苦しい展開となりましたが、４年生を中心に熱い走りを見せてくれ、葛西の区間賞をはじめ、復路で素晴らしい巻き返しの走りをしてくれました。往路、復路共に、新しい力の台頭もあり、来年の100回大会へむけて優勝争いをする戦力がみえる結果を残すことができました。目まぐるしいレース展開の中にあって、総合8位との結果を残してくれた選手たち、出走した選手を陰に陽にサポートしてくれた部員、マネージャー全員の頑張りに感動しています。ここからまた来年に向け、全員で3大大会で優勝争いするチームを目指していきます。今大会の結果は、日頃から支援してくださる皆様の応援があってのことと、心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。これからも変わらぬ応援をよろしくお願い申し上げます」と述べました。

田代康則理事長は、「選手の皆さん、この２日間の大激走、大変にお疲れ様でした。また、選手を陰で支えた控えの選手、スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした皆の思いの詰まった襷をかけ、一人ひとりが魂を込めて走り抜き、4年連続シード権獲得という新たな歴史を築いてくれました。卒業生をはじめ、全国、全世界の応援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました」と述べました。

鈴木将史学長は、「総合8位、そして4年連続シード権の獲得、大変におめでとうございます。一つでも順位をあげようと、懸命に走り抜く選手の姿に胸が熱くなりました。２日間サポートにあたられた駅伝部、関係者の皆様、大変にお疲れ様でした。多くの感動を本当にありがとうございました。全国、全世界で応援していただいた皆様に心より感謝申し上げます」と述べました。

皆様の応援、本当にありがとうございました。