労苦の中に喜びと価値(たから)を創造しよう
学長 鈴木 将史
創価大学通信教育部へご入学された皆様、おめでとうございます。私はこの4月に新たに学長に就任いたしました。皆さんと同じ「1年生」ですので、スタートに当たって通信教育の意義を振り返ってみたいと思います。
小説『新・人間革命』第23巻〈学光〉の章には、「この通信教育が成功すれば、創価の民衆教育の新しい歴史の扉が開かれます」「私が恩師から託された悲願を実現する担い手こそ、創価大学に学ぶ通教生であります」等と綴られています。創価大学の通信教育部は1976年に開設されましたが、小説にも描かれているように、その構想は創価大学の設立と同時にあったものです。創立者・池田大作先生が「師と弟子が、互いに“信”を“通”わせ合う教育」とも表現されている通信教育は、通学課程とともに創価大学の両輪をなす存在です。
皆さんの中には、夜の短い時間しか学習に取り組めない方もおられるでしょう。また何十年ぶりに学問を志した方もおられると思います。それぞれ困難はあると思いますが、苦しい分だけ知識を身に付けた喜びは大きく、積極的に求めた分だけ大きな成果が得られます。
創価大学開学時に創立者より贈られたブロンズ像には、「労苦と使命の中にのみ人生の価値(たから)は生まれる」という言葉が刻まれています。新たに通信教育で学びをスタートさせた皆さんが学問の喜びに触れ、この言葉通りに一人残らず卒業の栄冠を勝ち取られることをお祈りしています。
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