多様な価値観が集まるキャンパスの実現を目指します。
世界60カ国以上の220を超える大学との交流ネットワークを生かし、大陸別・言語圏別にネットワークを形成するとともに、グローバル化への取り組みを推進し、高等教育機関における国際的認知度および世界ランキングの向上に努めます。一方、国内では海外からの労働者・生活者が急増しており、海外でも日本語修得を目指す学生が増加していることを背景に、日本語教師のニーズが高まっています。日本語教育の拠点として「国際日本語教育センター」(仮称)を設置し、日本語教師の育成に取り組みます。
「スーパーグローバル大学創成支援」の事業終了後も各種取り組みを継続し、多様性のある教育環境の構築を着実に進めます。グローバル・モビリティとして外国人留学生の受け入れおよびサポートの充実等、グローバル・ラーニングとして国際的に通用する教育プログラムの整備および外国人教員の増加等、グローバル・アドミニストレーションとして教育と研究を支える大学運営のグローバル化等、またグローバル・コアとして大陸別に戦略的グローバルネットワークを形成し、これらをグローバル・コア・センターが主導し、目標を具体化し推進します。
2010年に発表したグランドデザインでは、2020年における女性教員比率30%の実現を目指し、達成しました。「スーパーグローバル大学創成支援」の事業構想においても、この方針を堅持して全学的に女性教員および女性職員の比率増加を推進しています。2030年までの目標を掲げ、男女共同参画の実現に引き続き取り組みます。
生涯にわたって必要なときにいつでも学べる教育システムであるリカレント教育の社会的なニーズに応えるため、社会人等向けに学習機会を提供する教育プログラムを実施します。また、通信教育課程では、メディア授業(リアルタイム)の活用により、地理的な条件を克服し、世代を超えた学びの実現を図ります。