創価大学ニュース「SUN」100号 2019 Winter

09 Mission for My Country - Juan Manuel Perez Debrand 母国への使命 経済学研究科 経済学専攻 博士後期課程修了 ペレス・デブランド・ フアン・マヌエル Juan Manuel Perez Debrand 研究で苦しかった時期の 創立者からの励ましを力に  経済学と人間学を合致させて学びたいと 思い、創価大学への入学を決意しました。  創価大学で学んだ6年の間には、数々の思 い出があります。毎年の創大祭では、仲間と 一緒になって一つのものを作り上げることへ の喜びを感じました。また、その一方で挫折 も経験しました。2015年のことでしたが、提 出した論文が、内容が不十分であるとの理由 で受けつけてもらえなかったのです。そして 論文を完成させるため在学を1セメスター期 間、延長しなければならなくなりました。大 きな衝撃を受けましたが、その時初めて自分 はまだ論文に全力を注げていなかったことに 気づきました。  ちょうどその頃、創立者より、留学生を含 む全学生に記念のメッセージをいただく機 会がありました。創大祭を直前に控える時期 でもあり、創大祭への準備、そして勉学も“家 族のために努力するように”という内容でし た。家族と離れて暮らす私にとって、この言 葉は深く胸にしみるものでした。  この創立者からの励ましに奮い立ち、学友 や先生方の支えもあり、その後無事に論文を 書き上げることができました。 創価大学で学んだグローバルな視点は そのまま仕事に役立っている  私は現在、伊藤園のアメリカの関連会社で 働いています。仕事の内容は、営業のマネ ジャーとして、アメリカでの営業の状況をすべ てドキュメントにして日本へ送ることです。  創価大学で学んだ経済学に関する知識 は、もちろん仕事に直結しています。そして同 時に、大学でのいろいろな場面で学んだチー ムワークも、大きく仕事に役立っています。  創価大学には多くの国からの留学生がいま すが、現在の職場においても様々な国から来 た人たちがともに働いています。創価大学の グローバルな環境は、その雰囲気も含めて、会 社でも同じものを感じることができます。  職場の仲間も上司も、そして伊藤園の社長 も、私が創価大学出身であることを知ってい ます。それだけに、いつでも大学の看板を背 負って仕事をしていることを自覚して、もっと頑 張ろうという気持ちになることができます。  これからの目標としては、人間教育を軸と した経済活動を推進することです。そして、 母国ドミニカにも、同じ志を持っている後輩 たちがいますので、いつかは創価大学で学ん でもらいたいと考えています。現在、創価大 学で学んでいる後輩たちには、この大学のす ばらしい教育と環境は、すべて社会で役立つ 力になると信じて、感謝の心で頑張ってほし いと思っています。 母国ドミニカ共和国を離れて、創価大学で学び、現在はニューヨーク で働いているフアンさん。創価大学で身につけた学問と人間教育を、 いつか母国の後輩にも受け継がせたいという。 Prole ドミニカ共和国出身。2015年経済学研究科経済学専攻 博士後期課程修了。2016年伊藤園入社ニューヨーク赴任。 創大出身という看板を 背負っている責任を いつも感じて、 それが仕事をする上での 励みになっています 私たちの原点。そして未来への挑戦 ※一部敬称略

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