創価大学ニュース「SUN」101号 2019 Spring

【 経済学部 】 【 タレント・実業家 】 ボビー・オロゴン さん  創価大学の今を新鮮な視点で切り取 る対談の連載がスタートします。第1回 は、ナイジェリア出身のタレント、ボビー・ オロゴンさん。国際情勢に目を向ける実 業家でもあるボビーさんに、これまで途 上国での開発協力の仕事をしてきた経 済学部の掛川三千代准教授が、創価 大学がエチオピアで展開している持続 可能な循環型社会の形成を目指す 「PLANE 3 T ※ 」(環境と経済を転換してい く為のプランクトン工学)プロジェクトを 紹介します。ボビーさんも注目する「アフ リカの環境」を軸に、真の国際化や大学 の担う役割を語り合いました。 ボビー :大学の中を見学させてもらいま したが、「すげえ」の連続でしたよ。学生が リラックスして自主的に学びたくなる環 境が整っていて、オレが創価大学に通っ ていたらなんて考えちゃいました(笑)。 掛川 :いつでも授業にいらして下さい。 2018年度秋学期には、アフリカからは7 カ国・28名の留学生が、このキャンパス で学んでいました。 ボビー :アフリカと交流が深いんですね! 掛川 :現在、アフリカの大学との交流も多 く、エチオピアの環境改善、栄養改善、雇 用創出への貢献を目指し、「PLANE 3 T」プ ロジェクトを推進しています。 ボビー :エチオピアへの支援を!すげえ。 掛川 :プロジェクトには4つの柱があり、 理工をはじめ、経済、経営、教育学部等の 教員が参加。エチオピアの3大学とも共 同研究し、社会実装を視野に入れていま す。1つ目は、廃棄物を使ったエネルギー 回収技術の研究で、エチオピアのタナ湖 (琵琶湖の約5倍の面積)で大繁殖してい る外来種のホテイアオイからバイオガス を回収します。2つ目は、エチオピア原産 のスピルリナ(藻の一種)の培養と栄養 剤開発。3つ目は、その商品化と販売経 路の構築です。4つ目は、人材育成。環境 保護の意識を高め、行動していけるよう 環境教育を進めています。今では、学生 の参加も得て勉強会を開催しています。 私は環境政策、環境経済学の専門家とし て、4つ目のチームに属し、昨年は2度エ チオピアを訪問しました。今後、現地の大 エチオピアの環境・社会問題を解決するプロジェクトが、 創価大学で始まっています。 掛川 三千代 准教授 tential」の精神が拓く未来 国際教養学部の学生と英語で会話するボビーさん。授業がすべて英語で行われていることにびっくり! ※ PLANkton Eco-engineering for Environmental and Economic Transformationの略 ※ このプロジェクトは、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)17項目のうち、   「1.貧困をなくそう」「4.質の高い教育をみんなに」など10の目標達成に貢献します 02 SUN101 2019 Spring

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