創価大学ニュース「SUN」101号 2019 Spring

1986年東京都生まれ。2010年創価大学法学部卒業後、 グアナファト大学言語学部日本語学科日本語講師、同大 の学術交流コーディネーターを経て、15年から在レオン日 本国総領事館開設準備に携わり、16年に現地職員として 正式採用された。 栗原 もも子さん  多くの日系自動車メーカーが集中する グアナファト州の都市レオン。そこにある 在レオン日本国総領事館で、栗原もも子 さんは、日本とメキシコの架け橋となっ ている。 「多くの日本企業が現地労働者とどうすれ ばうまくやっていけるのかと悩んでいます。 それは、スペイン語を理解できる日本人が 少なく、互いの文化を理解し合うことが困 難だからです。双方の文化を理解する私の ような潤滑油が必要とされています」 栗原もも子 さん 法学部 36期生 在レオン日本国総領事館 官房班勤務 言語の壁を越え、異文化摩擦を解消するために。 日本とメキシコ、“時差15時間分”の文化の溝を対話で埋める。  スペイン語を学ぶきっかけは、入学式 での創立者のスピーチだった。“語学に 大いに励みなさい。今の時代、英語はで きて当たり前だ。第2外国語を身に付け なさい” という言葉に奮い立った。そして スペイン語を学びはじめると、運命が動 き出した。 「語学留学がきっかけでグアナファトを 訪れ、現地で就職するぐらい街と人々が 大好きになりました。それから10年、こ の場所で生活してきた経験があるから、 今、多くの日本人に貢献できます」  語学をコンパスにたどり着いたメキシコ の地で、栗原さんは使命を見つけた。 「今いる場所から、自分の周りの人から、 できる限り支えていく。小さな積み重ね が、社会の課題解決の役に立つのであれ ば嬉しいですね」 07 シヌエ・グアナファト州知事と同僚とともに

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