創価大学ニュース「SUN」106号 2020 Summer
横浜市役所 勤務 法学部2014年卒業(40期)/GCP1期生 毛利 道子 さん 「Think globally, act locally. GCPで学んだ視点で、豊かな市民生活を創る」 教育 変化する社会を支える「世界市民」が育つ 教育システムを構築します。 ❶ 世界市民教育の体系化 ❷ 世界市民教育の成果可視化 ❸ 世界市民教育のネットワーク形成 ❹ 2030年を展望する新たな教育プログラム 毛利さんは2014年に卒業し、横浜 市役所に入庁して5年目。 「昨年度までは国際局に所属し、横浜 市と海外の都市との交流に関する仕事 をしていました。COVID-19で日本中 がマスク不足のなか、友好都市である 中国・上海市政府の協力を得て457万 枚のマスクを調達し、医療機関や福祉 施設、学校への早急な配布に尽力。市 が築いてきた国際的な絆で、市民生活 に安心を届けることができました」 大学入学時は国際的な仕事がしたい と考えていた毛利さんが、今、地域行政 の最前線で活躍しているのには、GCP での学びが大きく影響している。 本学における世界市民教育や価値創造教育の あり方を検討し、カリキュラム改正時には共通科 目の「世界市民教育科目群」と「大学科目群」を充 実し、科目配置を見直します。また、世界市民教育 という観点から関連科目を体系化し、学生が履 修を選択する際のガイドとなる「カリキュラム・ マップ」を作成します。さらに、SDGs指定科目か 「GCPの授業では、貧困や民族紛争 など、世界的な問題をリサーチする機 会が多くありました。離れた場所で起 きている大きな問題に対し、どんな要 因があるのかを多角的に調べ、考え抜 く力、身近に存在する課題と関連させ て解決策を導き出す力を養いました。 そのなかで、世界で起きている問題と いうのは日本でも起こっている(貧 困、差別、いじめなど)ことを学び、誰 ◀ 今年3月、 上海市 から寄贈されたマスク 2万5000枚の 受領写真 もが安心して暮らせる日本社会の実現 に取り組みたいと視点が切り替わりま した」 毛利さんは今春から港北区こども家庭 支援課の配属となった。緊急事態宣言が 解除されたとはいえ、withコロナの時代、 子育てに悩む家庭はさらに増えていると いう。 「行政の職員からどんな言葉をかけら れれば安心するか、自らに置き換えて考 えることを日々心がけています。そこに はGCPで培った『グローバルな視野と ローカルな視点を併せ持つ』力が活かさ れています。市民から信頼される力ある 職員へ、これからも邁進していきます」 「Grand Design 2021-2030」では、本学の特長である世界市民教育や価値創造教育のさらなる充実を図っていきます。 今回は2010年に開設した学部横断型プログラム「グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)」の1期生への インタビューを通して、世界市民教育によって、どのような人材が育ち、社会に貢献しているのかをご紹介します。 世界市民教育の体系化 Focus創大 Together 2030[1] Action to 2030 ら所定の単位を取得した場合には副専攻として 認定します。 05 1 世界市民教育科目の充実 2 価値創造教育を学ぶ授業の充実 3 世界市民教育のカリキュラム・マップ化 4 SDGsを体系的に学ぶ副専攻制度の導入
Made with FlippingBook
RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz