創価大学ニュース「SUN」106号 2020 Summer

研究 専門的な研究を深化させるとともに、学際的な 研究によって社会に新たな価値を生み出します。 ❶ 重点的研究の推進 ❷ 国際共同研究の展開 ❸ 大学院研究科・専攻の再編などの検討 ❹ 池田大作記念創価教育研究所の事業展開 池田大作記念創価教育研究所 所長 経済学部 教授 勘坂 純市 さん 「創価大学の建学の精神を永く未来に伝え、 創価教育の思想・実践を広く世界に展開する」  研究所の使命は「創価大学の建学の 精神を永く未来に伝えて、創価教育の 思想・実践を広く世界に展開すること です」と、勘坂所長は語る。 「これまでは、創価教育の思想・実践を 研究する基礎資料として、創価教育の 淵源である牧口常三郎先生や戸田城聖 先生、そして創立者池田大作先生に関す る出版物・文書などを集めてきました」  また、研究所の教員で「創価教育論」 という科目を担当し、建学の精神を学 生とともに学んでいる。 「創価大学では、教員と学生の交流、 先輩後輩の関わりのなかで、建学の精 神が語り継がれてきました。その精神 をもとに、多くの学生・卒業生が、広く 社会に貢献する行動を起こしていま す。しかし、これからは、こうした伝統 は残しながらも、より学問的な見地か ら建学の精神や創価教育の思想を語 ることも必要だと感じています。その なかで学生一人ひとりが、自分の生き 方を自分自身で見つけてもらいたいと 思います」 ◀ 『創立の精神を学ぶ』 を学生全員に入学時に 配布しています  さらに、勘坂所長は、現在、創価教育 の「世界市民」の思想を広く社会に伝え る意義は高まっているという。 「創価教育では一貫して、偏狭なナショ ナリズムを超えた世界市民の育成を目指 し、実践してきました。それは、SDGsに ある『グローバル・シティズンシップ』の 教育の理想にも通じると思います。自国 中心的な思潮が一部で強まるなかで、創 立者が仰る『遠いところで苦しんでいる 人々にも同苦し、連帯しゆく』世界市民を 創価大学からさらに輩出したい。そのた めにも創価教育の世界市民教育の思想・ 実践の意義を、広く世界に知らせる研究 活動を推進していきたいと思います」 創立50周年記念事業の柱として、創価教育研究所を「池田大作記念創価教育研究所」へと発展的に改称しました。 「Grand Design 2021-2030」では、同研究所を中心とした、平和社会の実現に向けたネットワーク構築に取り組みます。 そこで所長の勘坂純市教授にこれからのヴィジョンを語っていただきました。 Focus創大 Together 2030[2] Action to 2030  創立50周年記念事業の取り組みの柱として、 創価教育研究所を「池田大作記念創価教育研究 所」へと発展的に改称しました。世界市民教育の 拠点構築を目指し、国際共同研究を通じた研究 者のネットワーク構築、創価教育に関する刊行物 の発刊やシンポジウム開催などによる教育・研究 成果の発信に取り組みます。 池田大作記念創価教育研究所の事業展開 06 SUN106 2020 Summer 1 2 3 世界市民教育に関する 国際共同研究の推進 創価教育に関する刊行物の発刊 「創立者の語らいポータル」の構築

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