創価大学ニュース「SUN」108号 2021 Winter

10 留学生 Internat i ona l students SUN108 2021 Winter 国境を越えて創価大学で学ぶ私たち留学生にとって、コロナの影響で家 族はもちろん友人たちにさえ会えないという状況は、先の見えない不安な挑 戦でした。 「今できることからすぐに始めよう!1人でも多くの留学生に元気と笑顔を 与えたい!力になりたい!」という思いから、私たち留学生会では、コロナ禍 が本格化し始めた3月から準備を始め、4月には例年開催されている「友好 祭」をオンラインで実施。その後も、日本で寂しい思いをしている留学生だけ でなく、来日できなかった留学生にも、創大でのキャンパスライフを感じても らいたいと、月1回のオンラインイベントや別科生との日本語学習会などを 行い、創大祭では留学生喫茶もオンラインで開催することができました。慣 れないオンライン授業の合間に、時差への対応も工夫しながらの活動は苦 労も多かったのですが、国際課の職員の方々も手厚くサポートしてくれ、離 れていても心を通わす交流を通して、真の友情を築くことができました。 そもそも私が創大への入学を決めたのは、創大生の人としての振る舞い に感動をしたことがきっかけです。母が韓国に訪れる交換留学生のサポー トをしていたことから創大生と関わる機会があり、そのとき、後輩を大事に する姿に胸を打たれたのです。だからこそ、このコロナ禍でも、人の近さとい う創大の魅力を感じてほしいと、オンラインでもつながりをつくりたいと考 えました。 オンラインでの交流を重ねることで、私たちの「勇気づけたい」という思い が多くの留学生に届いていると感じています。自分たちの起こした行動が、 意味を持ち、価値を生み出し、新しい道を拓く― この大きな経験を、これ からの人生の糧にしていきます。 1人でも多くの留学生に、元気と笑顔を。 創大でのキャンパスライフの喜びや、 人のつながりの温かさを発信し続ける。 留学生会では、一人ひとりがこの状況を“創立50周年に向けて新たな歴史を築く使命がある” と捉えて活動に励んできました。なかでも伝統の創大祭での留学生喫茶は、オンラインでも見 てくださる方々に勇気と希望を与えたいと限られた人数で準備を始め、最終的には同じ志を 持った学生200人以上が携わりました。皆で知恵を出し合い、留学生のご当地レシピ紹介や、 ダンスなどをWEB上で公開。離れていても心が届くように活動してきました。見ていただいた 方々からは「どんな状況でも心が通えば、何でもできると感じ、力をもらえた」などの声が寄せ られ、私たちの今の行動が「平和の縮図」として実現できたと感じています。 伝統の創大祭・留学生喫茶をオンラインで開催! ▲活動を通してお互いを励まし合う様子 【文学部3年】 張 慧蘭 (チャン ヘイラン) Focus 創大

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