創価大学ニュース「SUN」108号 2021 Winter
09 就職活動 Job hunt ing 私は現在、1年生に向けたキャリアデザインの授業で、運営サポートと受講生との面談をしています。今の 社会情勢から大学生活をネガティブに受け止める学生もいますが、すべての学生がいかなる状況もプラ スに捉えて前進できるよう、“後輩の人生の鍵を握っている”との思いで、一人ひとりと真剣に向き合って います。昨年12月には1・2年生を対象に、民間企業や国際機関などで活躍する卒業生との懇談会をオ ンラインで開催。そのイベント責任者を務め、初のオンライン開催のなか、700人以上の学生に参加して いただきました。私自身も卒業後、先輩方のように自分のフィールドで結果を出し、自分の姿で大学を評 価してもらえるように貢献していきたいです。その思いが、これからの人生の原動力になっています。 新型コロナウイルス感染症の影響で、就職活動のフィールドがオンライン へと変わったことを、私はプラスに感じました。オンライン面接では、対面以上 に「話の内容」が重要になるため、自分の目標に向かって行動している学生や、 グループワークなどの実践的な授業での経験から「自分を表現する力」が備 わっている学生が多い創大生の魅力がアピールしやすいと思ったからです。 また私にとって、コロナ禍は成長のチャンスになりました。それは、自粛期 間中に自分自身と対話する時間がとれ、ある先輩からの言葉にまっすぐに向 き合えたからです。その言葉とは、「松井君は自分のためにしか就活をしてい ない。もっと君の力を大学や後輩のために使ってほしい」というもの。当時の 私は、自力で志望の企業から内定をいただいたことで少し天狗になってお り、そうした自分の心を見透かされたようで最初は衝撃を受けました。しか し次第に、自分の就活が大学や後輩の力になるという新しい可能性の発見 にワクワクしてきました。 そして私は、まだ創大の卒業生がいない企業に就職し、新しい道を後輩 に拓くことを目指し、就職活動を再開。それまでとは違い、自分のためではな く、「大学のために」という思いで選考に挑むことで、最後の最後まで諦めず に自分の力を出し切ることができ、最終的に、創大初の外資系メーカーの マーケティング職で内定をいただくことができました。 先輩との出会いをきっかけに、自分以外の誰かのために行動したときの 力は計り知れないことを、身をもって実感しました。今はキャリアサポートス タッフ(CSS) ※ として、大学の未来を担う後輩たちの成長に携われているこ とに、心から喜びを感じています。 自分のための就活から、 大学のため、後輩のための就活へ。 先輩の言葉に向き合う時間が、 成長へと導いてくれた。 CSSとして後輩の大学生活をサポート ▲後輩の進路相談は尊い経験に 【法学部4年】 松井 亮太 ※キャリアサポートスタッフ(CSS):進路が決定した大学4年生・院2年生のメンバーが、 1・2年生のキャリアデザインを支援するグループ
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