創価大学ニュース「SUN」109号 2021 Spring

11 標を掲げている。本年の学長ヴィジョンの各論は、その4つの 分野で構成される。それ以外に次のような学生支援に取り組 んでいく。 昨年度より、国の「高等教育の修学支援新制度」に加え、 本学独自の奨学金制度を整備した。本年は、コロナ禍で経済 支援を必要とする学生にきめ細かな支援を進める。また障害 のある学生への支援を充実させることを目的に、本年3月に 新たに「障害学生支援室」を設置した。キャリアサポートにつ いてはDXを推進し、サポート情報の発信の強化、卒業生情 報のデジタル化、キャリアセンターホームページの充実、学生 の得られる企業情報の充実に取り組む。 また本年は昨年4月に発表した「創立50周年記念事業」 の一環として、以下の行事の準備を進めている。 (1)4月2日創立記念日の入学式に併せて創立50周年記念 行事を開催 (2)10月の創大祭に創立50周年記念式典を開催 (3)10月には世界の各国から研究者が集まり、創立者の思 想・哲学・教育などについて研究発表する「第11回池 田大作思想国際学術シンポジウム」を開催 (4)11月に創立50周年記念行事となるシンポジウムを開催 (5)6月に連続イベント「価値創造×SDGs」と「世界市民 教育」をテーマ開催 さらに『創価大学 50年の歴史』の出版、本部棟での50 周年記念展示(10月)を予定している。 大変に喜ばしいことに創立者池田大作先生より、このたび 刊行された『創価大学 50年の歴史』に寄稿文を賜った。そ のなかで、創立者は50年で築き上げた、継承すべき本学の 宝として次の3点を挙げられている。1.「『人間教育』の尽き ることなき慈愛の水脈」、2「.いかなる苦難も勝ち越えゆく『創 造的生命』の太陽」、3「.人類を結ぶ『地球民族主義』のネッ トワーク」。これら3つの宝を継承し、「学生のための大学」 として、本学発展の新たな歴史を一人ひとりが主体者となっ て綴ってまいりたい。 60周年へのスタートにあたって、「学生のための大学」と の本学の基本方針を確認したい。創立者は設立構想段階か ら一貫して「大学は学生のためにあるべきだ」と訴えられ、 50年間数限りない激励を学生に贈っていただいた。学生た ちは「若き創立者」として、大学建設に汗を流すとともに人 生の基盤を形成した。今卒業生は日本、世界の各地で、さま ざまな分野で価値創造の人生を歩んでいる。教職員の私た ちが、この基本方針のもと一人ひとりの学生の成長のために、 各々の分野で教育力・研究力・業務力のさらなる向上に努 めてまいりたい。 本年度もコロナ禍での教育・研究活動となるが、感染症 対策を万全に実施したうえで、一人ひとりが最大限の注意を することで、その継続を図ってまいりたい。感染症の状況に 応じて、対面とオンラインによる活動を適切に組み合わせる 必要があるかもしれない。「価値創造を実践する『世界市民』 を育む大学」を目指して、創立60周年へスタートしていくた めにも、教職員・学生の皆様のこれまで以上のご協力とご 理解を念願したい。 教育 1: 2: 3: 4: 5: 6: 7: 創造的世界市民を育成する新しいカリキュラムの準備 SDGs副専攻の設置 データサイエンス教育の全学必修化 新しい授業形態への取り組み 学生の文章力向上と適切なレポート作成に向けた取り組み ポートフォリオの活用 教育改善サイクルの推進 1 1: 2: 3: 4: 5: 6: 重点研究の推進 国際競争力の強化 外部資金獲得の強化 研究基盤の強化 適正な研究活動の推進 創立者及び創価教育に関する研究を推進 SDGs 1: 2: 3: 4: 全学SDGsプロジェクトの推進 “SDGs目標達成に貢献する人材”の育成と、 “SDGs学生・専門家・実務家ネットワーク”の構築と拡大 国連諸機関との連携強化 キャンパスのSDGs化・エネルギー計画の検討開始 ダイバーシティ 研究 1: 2: 3: グローバル化の推進 スーパーグローバル大学創成支援事業の継続・発展 男女共同参画の取り組み 3 4 2

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