創価大学ニュース「SUN」117号 2023 Spring

11 今春37名が修了 日進月歩で発展するデジタル技術を有効活用できる人材の 必要性は、ますます社会で高まっています。そうしたニーズに 応える形で2019年度からスタートしたのが、データサイエン ス副専攻です。 データサイエンスとは、あるデータから新しい価値や意味の ある示唆を取り出す技術。記憶に新しいところで言えば、新 型コロナウイルス感染症の感染者数予測グラフも、日々更新 される感染者数から未来を予測するデータサイエンスが活用 されています。 「本学では2022年度から『データサイエンス入門』を全学 共通の必修科目としました。基本的な知識とスキル、さらには モラルも学習し、これからの社会で欠かせないデータ活用の 基礎を、すべての創大生が獲得することになります。副専攻は、 そこからステップアップして、学生の将来のビジョンに適した 応用レベルのデータサイエンスを学ぶものです」(西浦副学長) 例えば、文学部で言語学を学んでいる学生が、理系分野で あるビッグデータ技術やAI理論を副専攻として学ぶことで、 高度な会話が可能なAIチャットの開発に携わるといった、 文理の壁を越えたキャリアの選択肢を生み出す可能性があ ります。データサイエンス副専攻の取り組みは、文部科学省 の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度 「MDASH」のリテラシーレベルとして認定。文部科学省がこ うした制度を発足させ、推進していることからも、データサイ エンス教育の重要性はますます高まることが予測されます。 「段階的な授業構成」で、学生を目標レベルの到達へと導く。 ステップ0 ステップ1 ステップ2 ステップ3 全学必修科目「データサイエンス入門」 「データサイエンス基礎科目群」 「データサイエンス副専攻」 理系レベルの データサイエンス教育 私がデータサイエンス副専攻を履修した動機は、キャリアのために特別なス キルを身につけたいと思ったから。プログラムをつくる姿への憧れもありました。 そんな私ですが、副専攻の専門講義を「プログラミング論」「プログラミング演習」 「アドバンスドプログラミング演習」とステップアップして学ぶうちに、身近な機械 やWebサービスがどのようなプログラムで動いているのかイメージできるように なり、もっと便利にするためには、どんなプログラムが必要かといったことまで 考えられるようになりました。春からエンジニア職として働きます。卒業後も多様 な学びに挑戦し、未来の可能性をさらに大きくしていきたいです。 副専攻で得た「やりたいことはやってみる」精神で、 文系ながらエンジニアのキャリアを拓いた! 東 鮎美 2023年3月文学部卒業 データサイエンス副専攻

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