創価大学ニュース「SUN」96号 2018 Winter

06 Soka Univ. News 海外重賞レースを舞台に、 大好きな馬とともに 活躍したい! 少年時代に漫画『みどりのマキバオー』を読んで 馬に魅了され、競走馬の騎手や調教師などにあ こがれる。卒業後は競走馬の生産・育成を手がけ る総合牧場「ノーザンファーム」に就職し、現在8 年目。2016年、競走馬の本場イギリスとフラン スの厩舎で経験を積んで帰国した。 ノーザンファーム勤務 山田 翔太 さん Shota Yamada (工学部36期、2010年卒業) Profile 人気質の人が多く、手取り足取り教えてくれ るわけではありません。必死にくらいついて いく中で仕事を覚えました。  つらくて挫折しそうになったこともありまし たし、落馬して大ケガをしたことも。それでも 夢を追い続けるのは、馬が好きだから。なか なか言うことを聞いてくれないのですが、誠 意をもって世話をしていると、こちらの気持 ちが通じる瞬間があり、かわいさを感じます。 自分がかかわった馬が重賞レースに勝った ときの喜びも格別です。目標は、世界一とい われるフランスの凱旋門賞に出場して勝て る馬を育成すること。でも、大きなレースに 勝つことだけがすべてとも思っていません。 馬の潜在能力を100%引き出してあげられる、 そんな調教スタッフでありたいと思っています。  今の自分があるのも創大の人間教育のお かげだと実感しています。どんな仕事に就い ても、どんな壁にぶつかっても創大で学んだ ことが支えになると、自信を持って後輩に伝 えたいですね。 名だたる競走馬を多数輩出している名門牧場で、 デビュー前の馬を調教  北海道のノーザンファームという牧場で 調教の仕事をしています。皐月賞・日本ダー ビー・菊花賞の3冠を獲得したディープイン パクトをはじめ、数多くの名馬を輩出してい る牧場で、現在約2,700頭の馬がいます。 牧場で生まれた馬が1歳3~4ヶ月ぐらいに なると、競走馬になるための調教がスタート。 背に鞍を乗せて慣れさせることから始め、約 1年かけてデビューできる状態にまで仕上 げていきます。  ノーザンファームに入社したきっかけは、 「騎乗未経験者研修プログラム」です。私 のように乗馬経験のない者にも、騎乗技術 を教えてくれるこのプログラムによって、この 仕事に就くことができました。競走馬は闘争 心が強くて気性も激しいので、騎乗すること はとても難しくて苦労しましたが、10ヶ月後 に技量を認められて、晴れて就職することが できました。馬の性格を見極めながら、様々 な方法でアプローチしていく調教の仕事は 経験がものをいう世界です。先輩たちは職 Breaker

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