03 ナイロビ大学との交流締結から30周年 互いにはじめての協定校 1988年5月に締結された学術交流協定は、 ナイロビ大学にとっては創価大学が初の 日本の大学との協定であり、本学としても はじめてのアフリカの大学との交流協定で した。この協定前年には創立者・池田大作 先生が、ムビシ副総長と会談されており、ま さに創立者の手で礎が築かれた本協定に よって多くの学生や教職員の交流が30年 にわたり行われてきました。今回は3月30 日~4月4日の日程でエノス・ンジェル人文 社会学カレッジ長、ピーター・ワサンバ文 学部長、オダリ・マスミ・ハシモト文学学科 長(本学卒業生)ら教職員4名および学生9 名が来学。本学の入学式や学生との交流会 などに参加し、田代康則理事長、馬場善久 学長との懇談では今後の留学プログラムの 充実など、さらなる連携の強化について意 見交換を行いました。 学生同士による触発 交流開始当初ナイロビ大学の来学者は教 員だけでしたが、創価大学の学生の振る舞 いに感動したナイロビ大学教員の意向で 学生も参加することに。本学の入学式や学 生との交流会に参加したナイロビ大学の 学生からは「真摯に人と向き合う姿勢や誠 実さに感動しました」、「学生が一つ一つの 行事や式典にも意義を見いだそうとして いました」などの意見とともに「ぜひ、創価 大学の大学院に進学したい」との声を聞く ことができました。また、ナイロビ大学の学 生に対しては「すべてのことを学んでいこ うという姿勢を強く感じました」と、双方の 学生がお互いに触発を与え合う交流とな りました。 私は、大学院生のときに1年間ナイロビ大学 へ交換留学しました。当時はまだ日本から アフリカへ学生を派遣することが非常に少 なく、ナイロビ大学に東アジア系の学生は、 日本人の私と韓国の留学生がもう1人いる だけでした。今や本学から年間で30名の学 生がアフリカに派遣されている本交流の発 展は、どちらか一方が教える側というスタン スではなく、両国が「双方向に学ぶ」姿勢が あったからではないかと考えています。 2000年に半年間、創価大学に滞在された ナイロビ大学のインダンガシ教授は、帰国 後にナイロビ大学の授業で本学の創立者と の出会いや人間性について何度も取り上 げられ、その授業を受けた学生がこの交流 協定によって来学したことがありました。 また、私は留学後も30回以上にわたってア フリカを訪れるなどつながってきましたが、 人々の困難を乗り越えていく力の強さや、自 分の目で確かめたアフリカ発展の姿に、日本 が学ぶことが多くあることを学生に伝えてい ます。これからも、この「双方向の学び」によっ て本学とアフリカの交流がさらに実りあるも のになるよう尽力していきたいと思います。 創立者の手によって築かれた交流協定 「双方向の学び」によってさらに実りある人材交流を 西浦教務部長に聞く~ナイロビ大学留学経験者として 田代康則理事長、馬場善久学長とナイロビ大学の教職員、同学学生との懇談 創価大学、ナイロビ大学の学生同士による交歓会 西浦 昭雄 教務部長(アフリカ研究センター長 兼任)
RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz