創立50周年おめでとうございます。看護学部を卒業し、現在は中国労災病院のICU(集中治療室)で看護師として働いています。私自身、看護学部で学んだ「看護実習」の経験が、現在看護師として働く中でいかされ、私の看護の原点になっています。実習では、患者様を目の前にし、自分に何ができるのかと悩むなど辛く苦しい時もありました。しかし、創価大学のブロンズ像の台座に刻まれた「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」との指針に立ち返る度に、患者様にとって何を目的とした看護かなど、自らの行動を一つ一つあらため、患者様に対して誠実に全力を尽くすことができました。

新たな感染症に立ち向かう社会の中で、これまでの日常生活や、例年通りのやり方などが通用しない状況かと思います。また、学生時代にしかできないことを、思う存分できないやり切れなさを感じている方も多くいると思います。
しかし、皆さまの感染症対策への取り組み一つ一つが、日常生活へ戻る大きな一歩になっていると医療従事者として深く感じています。
新たな感染症は、世界にとってもはじめて立ち向かう大きな問題ではあります。その中だからこそ、今自分にできることはなにかを考え、「これならできる!」と行動を起こし、自分らしく新たな道を開いてもらいたいと思います!

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