理工学部に

グリーンテクノロジー学科
2026年4月誕生!

企業とも連携
文理がタッグ!
国境を超えて

地球の未来を、

取り戻せ!

お花見ができる未来、
友だちと食事を楽しむ未来…
こんな「当たり前」がなくなってしまう!?
理系だけでなく文系でもニーズ急増中。
それぞれの得意を活かした
“グリーン人材”を育てるべく、
新たな学びが発進します。

※仮称・設置構想中(設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります)

地球も、あなたも、「持続可能」に!

学びの先に広がる未来

MISSION.1

日本沸騰!? 熱帯化が進み、四季も“二季”に?

温暖化危機を
低炭素技術で救え

石油などの化石燃料を燃やすことで、人類はエネルギーを生み出してきました。 しかし、同時に排出される二酸化炭素は温室効果ガスとして地球を覆い、温暖化を引き起こしました。 気候変動や海面上昇など地球規模の被害は加速しており、二酸化炭素を減らすことは待ったなし。 放置すれば日本が夏と冬だけの国になったり、水没する島や国の発生など被害は甚大。 低炭素、脱炭素の技術が世界中で待ち望まれています。

if

低炭素技術で
どんな未来に?

低炭素技術でどんな未来に?

熱帯化しつつある
日本に「四季」を取り戻す

新たな素材で
低炭素社会を作る

災害急増をストップ!
大切な家族や暮らしを守る

「便利な暮らし」を維持しながら
地球の灼熱化を回避

How

あなたを待つ、さまざまな技術

CO₂を資源として考える発想転換

カーボンリサイクル

排出する炭素を活用してポリカーボネートやウレタンなどの素材、 コンクリートなどの資材へ転用することで大気中の二酸化炭素増加を防ぎます。

CO₂と水素からエネルギーを
生み出す新手法

メタネーション

カーボンリサイクルのひとつで、二酸化炭素と水素からメタンを合成し、メタンガスに。 都市ガス設備をそのまま利用できるメリットもあります。

他にもたくさん

  • 海洋生態系で炭素を取り込む
    「ブルーカーボン」
  • 人工光合成による化学工業の
    脱炭素化

...etc

MISSION.2

豊かな食生活が存亡の危機!?

食糧生産を
ハイテクで進化!

50年前に約40億人だった世界の人口は2022年に倍の80億人を突破。 食糧の安定確保や増産は全人類の死活問題となっています。 ですが一方で、農業や水産業などの一次産業が自然資源を枯渇させたり汚染している事実もあります。 効率化と、持続可能な生産体制の確立の双方が切望されています。

if

イノベーションで
どんな未来に?

イノベーションでどんな未来に?

IoTの活用による
食糧の生産性向上

プランクトン工学を使った
循環型の持続可能な養殖技術の開発

石油由来の化学肥料からの脱却!
炭素排出をゼロに!

栄養価が高く、
生産コストの低い新品種が誕生!

How

あなたを待つ、さまざまな技術

温度や湿度を24時間見守り、
畑の育成をコントロール。

“達人”に代わるAI農業

田畑の各所にセンサーを設置して、リアルタイムで集まるデータをAIが分析。 何十人もの達人が24時間見守り続けるかのような緻密で効率的な農業を展開することができます。

IoTと新素材を使った、
地球の資源を循環させる

サステナブル農業

有機肥料の導入や、廃棄物・副産物の有効活用などにより、 気候変動や環境負荷を低減する持続的・循環型農業を推進します。

他にもたくさん

  • 微生物の力を活かすゲルで、
    水処理を低コスト化
  • バイオ炭で世界各地の
    土壌改良を実現

...etc

MISSION.3

国際協力・起業・アントレプレナー

新技術を「社会の日常」に
展開せよ

どんなに優れた技術でも、普及しなければ地球環境に影響を与えることはできません。 ビジネスとして確立させて多くの人々が“自ら望んで”利用するようにしたり、 国境を超えて世界中の国や組織が使うようにしなければ…理系の知見を持ちながら、 マーケティング視点や組織形成に長けた人材が世界中で待ち望まれています。

if

ビジネスや
国際協力で
どうなる?

ビジネスや国際協力でどうなる?

日本の低炭素技術で
世界を救う!

エネルギーと生産物の地産地消で
地域コミュニティに貢献

大学で研究開発した技術を企業と
連携して世界へ展開!

世界が次代への挑戦でひとつに。
技術と人材を世界へ輩出

How

あなたが実現する、共創の数々

世界各地の「個人」宅に自然エネルギー発電設備を設置。全世界で共有する

例えば発電設備や二酸化炭素の吸収装置。 小規模だったとしても、全世界の全家庭に設置できたらその効果は莫大なものになるのでは? そのために国際的な連携を促進したり、制度づくりを行うのも貴重な貢献です。

低炭素技術を身近にするための新会社を起業。新商品をヒットさせ、世界中に普及させる

カーボンリサイクルのひとつで、二酸化炭素と水素からメタンを合成し、メタンガスに。 都市ガス設備をそのまま利用できるメリットもあります。

他にもたくさん

  • 大学の研究室と企業の共同研究に参加。ビジネス化のためのマーケターとして活躍
  • 世界各地で展開する国際ビジネスを発展させるため複数の国や地域を飛び回る

...etc

やりがいも、就職も見据えた

将来へ、
着実につながる学び

01

文理がタッグ

文系は技術の
ビジネス化・組織化を。
理系は、社会ニーズを
意識した開発を。
どんなに優れた技術を開発しても、世の中に普及しなければ地球環境に影響を与えることはできません。 だからこそ文系・理系のタッグが必要。 文系出身者はグリーンテクノロジーの知見を身につけつつ経営学などを学び、技術の社会実装・普及を担う人材に成長します。
数学や化学が苦手でも
大丈夫。
高校レベルの基礎から
フォローします。
自分の得意分野を活かすことができるのがこの学びの特徴です。 最低限身につけておくべき「基礎」は1年次に入門科目を設けて丁寧にフォローします。

02

企業とも連携

農場・海洋での実習や、
企業インターン…
高度な実践や社会連携が
できます。
企業はもちろん国際機関や各地の自治体で高まる即戦力ニーズ。本学には長年の研究実績があり、最先端の現場で行われている実践をリアルに体験することができます。
研究室のほとんどが
企業と共同研究。
そのまま就職に
活かせます。
研究室の実践はそのままグリーンテクノロジーの開発現場といっても過言ではありません。先輩たちはここで実力や企業からの信頼を培い、卒業後も活躍しています。

03

国境を超えて

クラスメートは
ブラジルから!?
オンライン授業で
インドネシアの学生と!?
欧米や東南アジアなど各大学と連携しており、留学生と共に学ぶことも。またオンライン授業では海外の大学生とも学びます。国際協力の実践は学生時代から始まっています。
英語で学ぶ授業も実施。
希望者は国際プロジェクト
にも参加できます。
アフリカで持続可能な循環型社会づくりに取り組んできた実績などを活かし、海外実践も豊富。2年次には「国際技術協力海外研修」を、そして2・3年次には「グリーンテクノロジー海外研修」を用意しています。

4年間の学びの深め方、めざせる資格など


理工学部
グリーンテクノロジー学科の
基本情報

4年間の流れ

1年次

さまざまな体験を通して地球の現状を学び、
自分の課題を探す

春学期の「初年次セミナー」や、秋学期の「グリーンテクノロジー研究体験プログラム」を通じ、低炭素技術や食糧生産に関わる現場や実践に触れ、「地球のいま」や「解決の最前線」について実感します。自分が何を学び極めるかの基盤づくりがここで行われます。

2年次

講義と実験を通じて
知識と技術を深化させる

学びはさらに高度化。実験実習・演習科目群も充実し、「海洋学実習」「水処理工学実験」「環境分析化学実験」「生産管理システム実験」「プランクトン工学実験」「植物工場実習」など多岐にわたる科目を用意しています。

[ 4つの科目群 ]

陸圏グリーンテクノロジー科目群

土壌や植物など陸地に関する領域について学びます。

大気水圏グリーンテクノロジー科目群

気候や地球の生態系、水や海洋に関する領域について学びます。

生物圏グリーンテクノロジー科目群

微生物やプランクトン、生物の反応などについて学びます。

グリーンテクノロジーの社会実装科目群

ビジネス、マーケティング、知的財産など、技術をビジネスや社会に展開するための学びです。

3・4年次

研究室に配属。
企業や海外大学との
共同研究などを通じ、実践を重ねる

自分が何を極めたいかを1・2年次に考え、いよいよ研究室を選びます。企業との共同研究など実践的な活動も多いため、将来の職業に直結した先輩も。「海外インターンシップ」や「企業インターンシップ」など卒業後を見据えた挑戦機会もあります。

授業の一例

地球科学概論

地球、そして宇宙を知らずにグリーンテクノロジーは語れません。プレートテクトニクスと地震や火山活動の関係、地球環境と生物の歴史、海洋の構造と海水の運動、大気の構造と運動、さらには宇宙など、地学全般にわたって学びます。

農地工学実習

大学構内の農地で、野菜の育成を通して基本的な農作業と植物育成方法を学ぶとともに、土壌の硬度や植物栄養などの土壌管理方法について学びます。さらに、有機資材を用いた土壌改良方法や施肥効果についても学習します。

水処理工学実験

水処理技術の基本原理と実験手法を学び、実際の水質改善プロセスを理解します。水質分析や、微生物による好気処理・嫌気処理などさまざまな実験を通じて、理論と実践の両方のスキルを養います。

プランクトン工学

細菌から、単細胞性藻類、節足動物など多様な分類群の生物を含む「プランクトン」が持つ特性やさまざまな機能を実社会で利活用するための原理と手法について学びます。身近に存在するプランクトンを軸として、環境問題や食糧問題等の世界的課題の理解と解決方法に対する基礎的な知見を習得します。

ライフサイクルアセスメント

ある製品がこの世に生み出され、廃棄されるまでに自然界の原料やエネルギーはどれだけ消費されるのか?逆に加工時には何が排出されているのか?一連のサイクルの中での「環境影響」を定量化する手法やライフサイクル思考を身につけます。

グリーンテクノロジー海外研修A・B

陸圏・大気水圏・生物圏それぞれの科目群で学んだ創エネルギー・省エネルギー・生物生産技術などを社会で実用化するための方法を実践するために、海外の大学や研究所施設・野外フィールドにおける数週間の研修を行います。

卒業後の進路

一般企業(建設・設備業、農・水産業、製造業、情報・通信業、金融・保険業、教育・広告・その他サービス業など)

国内・海外大学院、研究所、国家公務員、地方公務員、国際公務員、NGO・NPO、青年海外協力隊 など

取得可能な資格

  • ビオトープ管理士
  • 生物分類技能検定
  • 技術士補
  • ITパスポート
  • 土壌医検定 など