創価大学ニュース「SUN」118号 2023 Summer

09 長利先輩には入寮当日からお世話になりました。 はじめて親元を離れて生活をする私は、ホームシッ クのため玄関先で涙ぐんでしまいました。長利先輩 はそんな私を心配して部屋まで背中を支えてくれ、 そのやさしさでとても安心したのを覚えています。 寮生活の1年間は、嬉しいときも、悲しいときも、 いつも先輩方が側にいてくれて、昼夜問わず話を聞 いてくれました。私が「日本語教師になりたい」とい う夢を伝えたら、「ワールドランゲージセンターを活 用して、ネイティブの英語を勉強するといいよ」と具 体的なアドバイスをいただきました。そんな先輩の 部屋の灯りが夜遅くまでついていると、「先輩も勉 強を頑張っているから、私もまだまだ努力するぞ!」 と勉強に気合いが入ります。 先輩とのかかわりすべてが、私の成長の糧になっ 長利美留さん(文学部3年 桜香寮A棟寮長 青森県出身) 佐々木瑞希さん(文学部2年 桜香寮A棟ひまわり委員 岩手県出身) 創価大学の「先輩が後輩を自分以上の人材に育てる」 という伝統は、寮生活においても息づいています。「レジ デント・アシスタント(RA)/ 残寮生/ ひまわり委員」 と呼ばれる先輩寮生が、新入生をサポートする制度です。 「寮は、人間性が成長する場だと感じています。日本各 地からバックグラウンドも考え方も違う学生が、一つ屋 根の下で暮らすということは寮ならではのこと。1年間の 寮生活を終えたとき『ここに来てよかった』とすべての後 輩に感じてほしいと思い、サポートしています」(長利さん) 寮内の後輩からの相談は、勉強のこと、生活のこと、 人生の悩みまで多岐にわたります。そのすべてに、長利 さんは自分が先輩からしてもらったように、慈愛の心を もって向き合います。 「相談をしてきた後輩はもちろん、何か悩みを抱えてい そうな学生がいたときには、すぐに声をかけ、答えを提示 するのではなく、相手の成長につながるアドバイスをする ように心がけています。最初はホー ムシックで泣いていた後輩が、寮で の経験を糧にたくましく成長していく 姿を見ると、自分が先輩から受けた 恩を後輩に返せたかなと、嬉しく思 います」(長利さん) 寮で暮らす仲間だからできるサポートで、 先輩が後輩の人間的成長を見守る。 寮生活 ていると実感しています。だから、次は私が寮に残っ て、支えてもらったぶんを後輩に還元していきたい と思い、ひまわり委員になりました。寮でしか得ら れない学びを、この1年間たっぷりと後輩に体感し てほしいと思います。 最初は「本当に辛いです」「家へ帰りたいです」と悩ん でいた瑞希と、今、寮長とひまわり委員という関係で、 後輩へのサポートについて相談できるのがとても嬉 しいです。瑞希は常に悩みながらも「どうやったら新 たな自分と出会えるか」を最大限に考え、挑戦してい ました。そうした彼女の成長を通して、人にかける励 ます言葉一つひとつがとても大切なのだと実感でき、 私にとっても一番の励ましになりました。ありがとう。 From 長利 入寮時、ホームシックで涙を流した私が、寮生活で成長。 「ひまわり委員」として後輩を支援できる人に。 ▲詳しくは、HPで ご確認ください 先輩とのつながりで、 限界突破! ﹇ Fo cu s創 大 ﹈

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz