持続的に発展するため、迅速かつ柔軟な組織運営と安定した財政基盤を確立します。
「Soka University Grand Design 2021-2030」で掲げた目標達成のためには、財政の健全性が不可欠となります。財政計画検討委員会を中心に、既存事業の廃止や統合等による支出削減に取り組むとともに、資産運用や寄付金等による収入増加のための方策を検討し、健全で安定した財政基盤を確立します。
中長期財政計画に基づき、校舎や建物をはじめとした施設設備の維持管理および改修工事等、キャンパスの特徴を生かしたキャンパス整備計画を策定します。また、SDGsを推進するため、温室効果ガス排出量の削減目標の達成とともに、再生可能エネルギーについて検討を開始します。
「ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)」、「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」、「アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)」の三つのポリシーに基づき、体系的で組織的な大学教育を展開するとともに、IR(Institutional Research)機能の充実により教育成果を把握・測定し、教育活動の改善に取り組みます。さらに、ディプロマ・ポリシーの達成状況を多元的に評価するため、成績評価のみならず資質や能力なども含めて可視化できるシステムを構築します。また、財政およびガバナンス等の経営状況の情報公開にも努めます。
ブランド体系指針をリニューアルし、様々な媒体を通じたコンテンツの発信等により、本学のブランディング活動を推進します。また、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)や動画共有サービス等をこれまで以上に活用し、国内外の高校生やその保護者をはじめとしたステークホルダーとのコミュニケーションを強化します。