創価大学ニュース「SUN」101号 2019 Spring

創価大学 学長 馬場 善久 1953年富山県生まれ。創価大学経済学部卒。カリフォルニ ア大学サンディエゴ校経済学研究科博士課程修了。Ph.D. 取得。専門は計量経済学。創価大学経済学部講師、助教授 を経て教授。教務部長、副学長を経て、2013年学長に就任。 主な著書に、本多佑三編『日本の景気―バブルそして平成 不況の動学実証分析』(有斐閣、第5章、1995年)など多数。 Born in Toyama Prefecture in 1953. Graduated from the Faculty of Economics, Soka University. Completed his Ph.D. in Economics at the University of California, San Diego as a specialist in econometrics. Served as lecturer, associate professor and subsequently professor at the Faculty of Economics, Soka University. Appointed Head of Educational Affairs in 1996, Vice President in 2005, and President in 2013. Literary works include Economy Outlook of Japan – A Dynamic Empirical Analysis of the Bubble Years and Subsequent Recession edited by Yuzo Honda (Yuhikaku, Chapter 5, 1995). 創価大学 学長ヴィジョン Soka University President's Vision 2019 Soka University President Yoshihisa Baba 04 SUN101 2019 Spring  昨年度の理事会で学長に再任され、この4月より3年間、そ の重責を担うことになった。本学に関係するすべての皆様の協 力を得て、創価大学の発展のために新たな決意で全力を尽く してまいりたい。  本学は、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事 業」に取り組み、学部や部署等を越えて教職員および学生が目 的を共有し、連携・協力して事業を進めてきた結果、掲げた目 標を着実に達成し改革を実行しつつある。本事業に携わって いただいているすべての皆様に心から御礼を申し上げたい。こ の取り組みについては、最終年度の2023年度を目指し、今後 も多様性あふれるキャンパスづくりを推進し、地域・世界で活 躍できる創造的世界市民の育成に尽力してまいりたい。また、 昨年度の学長ヴィジョンで掲げた諸計画も、皆様のご協力と 献身的な努力によって、ほとんどの事項を実施・完遂すること ができた。この点についても、心から感謝申し上げたい。  昨年度も学生の活躍には目を見張るものがあった。 「Girls20サミット2018 国際女性会議」に日本代表として4 年連続で本学の女子学生が参加したことをはじめ、理工学部 の崔研究室のチーム「SOBITS」が「World Robot Summit 2018」の「パートナーロボットチャレンジ(バーチャルスペー ス)」部門で世界第2位に、「第58回日本学生経済ゼミナール 関東部会(インナー大会)」で経営学部の安田ゼミが最優秀賞 を受賞した。経済学理論同好会は、「経済学検定試験第30回 大学対抗戦」において2連覇を達成した。また、ポーランドで開 催された「FISU(国際大学スポーツ連盟)第1回世界大学チア リーディング選手権大会」の「チームチア・ヒップホップダブル ス」に「創価大学チーム」が出場し金メダルを獲得した。「第66 回全日本吹奏楽コンクール(大学の部)」にパイオニア吹奏楽 団が出場し、11年ぶり4度目となる金賞を受賞した。他にも数 多くの国際会議やコンテスト、資格試験や進路、地域貢献 等々、学生たちは日頃の活動成果を、多くの分野で発揮するこ とができた。これらの努力に対し、心からの敬意を表したい。  研究分野では全学を挙げての文理融合型の研究事業である 「途上国における持続可能な循環型社会の構築に向けた適正 技術の研究開発と新たな地域産業基盤の形成」のキックオフ シンポジウムが昨年度開催され、本格的に事業が開始され た。また、工学研究科の古谷研教授が、「海洋立国日本の推進 に関する特別な功績」分野の科学技術部門において、「第11回 海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)」を受ける等、各 研究分野においても業績を残すことができた。  本年度は4月に創立50周年記念事業計画の概要を発表し、 いよいよ本格的な準備を開始する。また、この記念事業と並行 して、2040年頃の社会環境および高等教育の状況を描きつ つ、次の節目である創価教育100周年(2030年11月18日)を見 据えた「創価大学グランドデザイン2021-2030」(以下、「新グ ランドデザイン」という)の案を策定していく。その目的は、少子 高齢化やグローバル化が進展する社会にあって、本学がその ミッションを果たし、発展し続けるために、計画的に戦略を立 て実行することである。新グランドデザインの草案をまとめ、 教職員・学生・卒業生に対して意見募集を実施したい。この意 見募集で寄せられた提案をできる限り反映させ、新グランドデ ザインを明年度に学内外へ発表する予定である。  創造的世界市民を育成する大学を目指して、国連で合意さ れたSDGs(持続可能な開発目標)に貢献しつつ果敢に改革を 推進し、創立50周年へのスタートとなる本年度を希望あふれ る充実した一年にしていきたい。教職員・学生の皆様のこれま で以上のご協力とご理解を念願したい。

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