創価大学 学長 馬場 善久 1953年富山県生まれ。創価大学経済学部卒。カリフォルニア大学サンディエゴ校経済学 研究科博士課程修了。Ph.D.取得。専門は計量経済学。創価大学経済学部講師、助教授を 経て教授。教務部長、副学長を経て、2013年学長に就任。主な著書に、本多佑三編『日本 の景気―バブルそして平成不況の動学実証分析』(有斐閣、第5章、1995年)など多数。 Born in Toyama Prefecture in 1953. Graduated from the Faculty of Economics, Soka University. Completed his Ph.D. in Economics at the University of California, San Diego as a specialist in econometrics. Served as lecturer, associate professor and subsequently professor at the Faculty of Economics, Soka University. Appointed Head of Educational Affairs in 1996, Vice President in 2005, and President in 2013. Literary works include Economy Outlook of Japan – A Dynamic Empirical Analysis of the Bubble Years and Subsequent Recession edited by Yuzo Honda (Yuhikaku, Chapter 5, 1995). 2020年度 創価大学 学長ヴィジョン 2020 Soka University President’s Vision Soka University President Yoshihisa Baba 本年度は、新型コロナウィルスの蔓延で、世界が危機に見 舞われる中での始まりとなった。本学でも入学式の中止や対 面授業の開始を繰り下げるなど、学生、教職員の健康と安 全を最優先にして、この問題に取り組んでいる。皆さんと共 にこの試練を乗り越え、明年2021年4月2日の創立50周 年の佳節を迎えたい。 本学にとって本年度は、「スーパーグローバル大学創成支 援事業」の2回目の中間評価を受けることになる。多くの方々 に掲げた目標を着実に達成するために努力していただいて いる。関係者の皆様に心から御礼を申し上げたい。「大学教 育再生加速プログラム(AP)事業」も最終年度を終え、今 後は、本事業の成果に基づいたアクティブ・ラーニングの 推進・高度化と学修成果の可視化をより一層進め、教育の 質保証に取り組んでいく。 研究分野では、JST-JICAに2015年度に採択された「地 球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(COSMOS プロジェクト)」も最終年度を迎える。そして、2017年度「私 立大学研究ブランディング事業」に採択された「途上国に おける持続可能な循環型社会の構築に向けた適正技術の研 究開発と新たな地域産業基盤の形成(PLANE3T)」の研究 開発が、アフリカ・エチオピアの地で順調に継続されている。 大学評価においては、昨年度、「SDGsの取り組みを評価 する世界ランキング」で日本の大学4位相当にランクイン、 「世界大学ランキング日本版」の「国際性」の分野で16位に ランクアップ、「QSアジア大学ランキング」で総合401~ 450位にランクインなど、高い評価を受けることができた。 本年も、教育・研究活動の充実を目指し教職員、学生、関 係者の皆様のご尽力をお願いしたい。 一方、昨年度も学生の活躍には目を見張るものがあっ た。2020年1月2日、3日の東京箱根間往復大学駅伝 競走において、3年ぶり3回目の出場を果たし、往路7位、 復路9位、そして総合9位で初のシード権を獲得するこ とができた。これにより、本年10月の出雲全日本大学選 抜駅伝競走にも初出場が決まるなど、より一層の活躍が 期待される。 また、「第31回経済学検定試験(ERE)大学対抗戦」で 経済学部理論同好会が3大会連続14回目の日本一を獲得 した。また令和元年司法試験に16名が合格し、合格率は 私大6位であった。そのほかにも、各学部のさまざまなゼミ が、各種ビジネスコンテストで優秀賞を受賞するなど学生の 活躍があり、さらに数多くの国際会議や大会、資格試験や 進路、地域貢献等々、学生たちは日ごろの活動成果を、多く の分野で発揮することができた。これらの努力に対し、心か らの敬意を表したい。 さて、本年度は、次なる50年を目指し、「価値創造を実践 する『世界市民』を育む大学」との大学像を掲げ、創価大学 将来構想「Soka University Grand Design 2030」を策定 する。また本年は昨年4月に発表した「創立50周年記念事業」 の一環として、秋には世界の各国から研究者が集まり、創立 者の思想・哲学・教育などについて研究発表する「第11回 池田大作思想国際学術シンポジウム」を開催する予定であ る。本年度、創立50周年に関連する事業を着実に実施して まいりたい。 創造的世界市民を育成する大学を目指して、創立50周 年へのスタートとなる2020年を希望あふれる充実した1年 にしていくためにも、教職員・学生の皆様のこれまで以上 のご協力とご理解を念願して、本年度の学長ヴィジョンと する。 08 SUN105 2020 Spring
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