創価大学ニュース「SUN」109号 2021 Spring

08 SUN109 2021 Spring 王 偉さん 創価大学の創立50周年に際し、心からの喜びとお祝いを申し 上げます。これからも「国際共同研究の展開」に素晴らしい成果を 期待しています。 中日両国で、さまざまな分野で共同研究が進んでいますが、なかで も共通の社会課題は少子高齢化です。中国は人口高齢化が深刻に なりつつあり、現在50近くの都市で介護保険を試験的に運営してい ます。この分野について、先に高齢社会に入り、介護保険を実施して いる日本と幅広く交流し、協力できることは言うまでもありません。 両国がもっと協力を推進し、学び合う機会が増えれば、両国の 関係もさらに緊密になることでしょう。こうした共同研究で、創価 大学、そして創大生に活躍してほしいと思います。 文学部 中国社会科学院 1983年卒業 Jeoung Jiyunさん 創価教育は、私たちを共生の社会へと導く教育だと確信しています。 牧口常三郎先生の教育思想の根底にある「対話のなかに本物 の教育がある」という考えに基づき、創価大学では画一化された 答えを与えて、学生を決まった枠組みにあてはめません。異なる バックグラウンドの学生同士が対話を通して、国籍を超えたネッ トワークを結ぶことによって、閉鎖的で不安定な社会を変革して いく能力を身につけられる環境だと思います。 現在の勝者と敗者が分かれる構造にある社会にあっても、創 大生の皆さんには、人々が差異を超えて共生していけることを証 明していただきたいと思います。 国際平和学研究科 淑明女子大学 大学院 気候・環境・エネルギー専攻 2019年卒業 淤見 明子さん 私は補聴器をつけても、相手の声や自分の声も聞き取れない ほど、重度の聴覚障がいを抱えています。しかし、創価女子短大 での青春二歳はコミュニケーションの取り方や講義時のノート テイクなど、教職員をはじめ多くの方々のサポートをいただきな がら、障壁を乗り越えることができました。「これまでの人生で1 番輝いているね!」と姉に言われるぐらい、最高の就学環境での 学びに感謝で一杯です。 創価大学には世界中から多様な価値観を持った学生が集まっ ています。性別、障がい、人種、国籍などを超えた交流を通して、自 分の世界を広げていってほしいと思います。 現代ビジネス学科(現:国際ビジネス学科) 京セラ株式会社 2011年卒業 樋口 幸子さん 近年頻繁にダイバーシティやSDGsの教育が行われています が、実際の現場を見ると活かされているか疑問に思うことがあり ます。行動がなかなか伴わないこともあるように感じます。そのよ うな社会に創価大学の価値創造教育を基盤として世界市民教 育をしっかりと学んだ創大生、短大生がさまざまな分野で行動を 起こしていくことに大きな期待をしています。自分が耳にしたこ と、眼にしたものについて、その本質を考えてほしいなと思いま す。創立者も「本質を見抜く力を!」と語られています。1人で悩ま ずに、どんどんまわりの人に話をしてたくさんの考えを知ってほし いです。 経営科(現:国際ビジネス学科) 大手銀行 1987年卒業 村原 圭子さん 「世界市民」として俯瞰的な視点を持ちながら、自分が当事者 として主観的に行動を起こせることが、今、さらに重要になってい ると感じます。創価大学にはさまざまな地域や国の方が集まって いて、すべての人がそれぞれに違った考えを持っています。普通 なら対立したり、区別してしまったりするところが、創価大学では すべての違いを大きく包み込む風土があります。私も副寮長とし ての経験から、大きく成長しました。創価大学という環境を活か し、一つでも多く行動を起こしてほしいと思います。私自身も創大 卒業生の1人として、「世界市民」としての自覚を持って行動して いきます! 文学部 株式会社 肉のヤマキ商店 2014年卒業 諌山 幸治さん 私が働く建築業界では、職人不足という大きな課題がありま す。外国人労働者の雇用が年々増えているのですが、文化や生活 習慣の違いによるトラブルなど、多くの問題も抱えています。その うえで1人を大切にする「誰も置き去りにしない」といった「誰も が貢献できる社会」を構築することが、重要なことであると感じて います。 この課題を乗り越えるために必要な人材こそ、「価値創造を実 践する世界市民」たる創大生であり、創価大学が今後ますます大 きな使命を担っていくと感じています。創価大学が世界の教育界 をリードする時代が到来する、ワクワク感で一杯です。 文学部 株式会社キュープロ 2004年卒業 Graduate Message Focus創大 創価女子短期大学 創価女子短期大学 いさやま こうじ むらはら けいこ ジョン ジユン オウ イ ひぐち さちこ おみ あきこ

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