創価大学ニュース「SUN」110号 2021 Summer

03 夢を持って「留学」に挑めば、間違えることも怖くない。 LiLiCo :いやいや、学ばないと! だって 人生って学ぶためにあるんですから。私 は日本の芸能界で仕事がしたかったか ら、日本人と同じように日本語を話して、 日本の文化にちゃんと合わせなきゃいけ ないと、たくさん努力しました。日本に 来て20年目ぐらいのときに「、LiLiCoっ て日本人になりすぎてつまんない」って 言われたことがあるぐらい(笑)。 でもね、それでもいいんです、人生は 学ぶことだらけですもの。日本語もそう ですが、私は英語も日本に来てから勉強 し続けています。映画紹介番組で海外 の俳優にインタビューをする機会もある ので、今でも必死で勉強しています。ニ コール・キッドマンやブラッド・ピット、 ジョニー・デップといったスターとの会話 でしか英語を使っていませんが(笑)。 ダニエル :言語の習得には、LiLiCoさん がおっしゃるように努力がもっとも大切 です。日本の学生も努力していると思う のですが、それでもなかなか修得できな い原因は、下手でもいいから話すという 勇気が足りない点にありますね。 LiLiCo :たとえ間違えても相手がちゃ んと理解してくれるのに、そういうこと がわかってないんですよね。私はときど き英語も日本語もドイツ語もペラペラ なドイツ人の友人に、ドイツ語で話しか けるんです。私はドイツ語を学生時代に 3年間勉強しただけなので、ズタズタな んだけど彼はわかってくれる。「LiLiCo が思っているより、ずっと話せている よ」って言ってくれる。伝えようという気 持ちがあれば、間違えていても伝わるん です。 ダニエル :そうなんです。大学内で学生 が私と会ったときは、英語で話をすると いう「ダニーズルール」を徹底させていま す。授業中も、それ以外の時間も。だか ら、ほとんどの学生たちは、私と目が合 うと途端に固まってしまう(笑)。私は、 みんなに英語で話すことにチャレンジし てほしくて「、ダニーズルール」をつくった のに! LiLiCo :みんな、どんどんチャレンジす ればいいのにね。英語が話せるようにな れば、世界中の人とコミュニケーションで きる。こんなに楽しいことってないのに。 ダニエル :世界を広げるために、どんど ん私に話しかけてほしいです! LiLiCo :日本人のそうした気質の問題 の根本は、コミュニケーション不足にあ ると思います。日本人が美徳とする「お もてなし」とか「言わなくてもわかり合 える『あ、うん』の心」といった文化が、 「Misunderstanding」になってしま うことも多く、みんなちょっとコミュニ ケーションに対する恥ずかしさみたいな ものを抱えているんじゃないかな。昔は 日本でも「ご近所の人はみんな家族」み たいな密なコミュニケーションをとってい たのにね。せめて学生の皆さんはコミュ ニケーションを恥ずかしがらず、ダニー と廊下で目が合っても、できる範囲の英 語でリアクションをとることを習慣化し てほしいですね。 ダニエル :創価大学には、英語で会話 をするチャンスがたくさんあります。

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz