創価大学ニュース「SUN」119号 2023 Autumn

1915 世界各地から有識者が集う「国連大学グローバル・セミナー」に 4名の創大生が参加。 創価大学と創価女子短期大学の「○○&SDGs」をテーマに、 「Soka University Grand Design 2021-2030」の 一つの柱でもあるSDGsの取り組みをピックアップ! 今号では「国連大学グローバル・セミナー」を紹介します。 現代社会が直面している地球規模の問題と国際連合の取り組みへの意識を高めることを 目的に開催されている「国連大学グローバル・セミナー」に、本学の学生4名が参加しまし た。今回のテーマは「持続可能な農業と食料生産:食料安全保障の確保にむけて」。副専 攻「SDGs」を2023年度からスタートした本学では、SDGsに関連した授業も多く行われ ています。参加した学生は、ゼミや授業で学んだ知識を活かし、国内外の著名な学者や 実務家による講演やグループ討論を通して交流し、貴重な経験をしました。 私は8月から1年間、持続可能な農業について学ぶためア メリカに留学しています。その留学に向けて学びをより深めよ うと、国連大学グローバル・セミナーへ参加しました。 私の所属する法学部の前田ゼミでは、真の持続可能な社 会を目指すポストSDGsがどうあるべきかを学んでいます。ポ ストSDGsにおいて特に重要なのが、食の安全保障であり、 農業を通して人の生命や文化、地球の生態系を保全するとい う視点です。グローバル・セミナーには世界各地からさまざま な方が参加するので、大学での自分の学びがどう評価される のか、そして、より多くの人に農業が持つ生命を慈しむ心の重 要性を伝える術を知りたいと考えました。 創立50周年の2021年4月2日、気候危機に全教職員、学生 が一丸となって対応していく意思を表明する「学校法人創価大 学気候非常事態宣言」を発表。2050年のカーボンニュートラル を目指し、温室効果ガス(GHG)排出量の算定・分析、今後の削 減シナリオを作成するため、2023年4月に「サスティナブルキャ ンパス検討部会」を新設しました。2050年 カーボンニュートラルに向けた削減シナリオを 2024年に発表予定です。 2022年度の主なSDGsに関する取り組みをまとめた「創価大学SDGs レポート2022」を公表しました。2022年度より開始した「SDGsグッド プラクティス」の入賞グループの紹介やSDGsアンケートの結果、SDGs が掲げる17のゴール(目標)ごとに関連する授業や研究、学生の活動を 紹介。教員・職員・学生によって構成される「SDGs推進センター」を軸に、 2030年を目指した中長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」で掲げた計画を実行 し、SDGs達成に向けて取り組みを推進しています。 ゼミで培った SDGsについての 見識を、グローバルな フィールドで発信! SDGs NEWS 大学のカーボンニュートラルを目指して、 「サスティナブルキャンパス検討部会」を設置 創価大学SDGsレポート2022を公表 鈴木陽子さん(法学部3年) 国連大学 グローバル・セミナー 例えば、セミナーのグループワークでは、ほかのメンバーが 「Sustainability」をどのように定義づけているのか質問しま したが、「人間が生き続けられるように」という人間中心主義 的な意見が多く聞かれました。そこで、私が学んでいる non-humanとのパートナーシップの重要性(菌類や植物、昆 虫など、すべての生きとし生けるものとパートナーシップを組 むこと)を伝えました。非常におもしろい意見だとみんなが受 け入れてくれ、最終的には“すべての生命の相関性のなかで人 間が生きていることを認識しなければ真のSustainabilityは 成しえない”との結論になりました。 さらに、グローバルな場での議論を通じて、私たちは生命の 循環のなかに生きていることをしっかりと認識し、農業のテク ノロジー化を進めていく必要があると気がつきました。また、 互いの意見が違うように感じても、自分の信条を堂々と述べ、 相手の意見も尊重し、納得できる形で議論を進める経験もで きました。この学びを最大限に活かし、留学先でも持続可能 な農業とジェンダーの問題について、活発に現地の学生と議 論したいと考えています。 「学校法人創価大学気候非常事態宣言」はこちら▶ 創価大学「SDGsレポート2022」はこちら▶

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