08 SUN131 2026 Autumn この授業で見ているのは、発表の出来ばえではなく、そこにたどり着くまでの道の りです。本気で働く大人の言葉に触れた学生たちは、「課題だからやる」から「本 気でいいものをつくりたい」へ、一気に顔つきが変わりました。ここで身につく、 自分を知る力、相手を知る力、肩書がなくても人を巻き込んでいく力は、正解のな い時代を生きるための“根っこ”。卒業のとき、自分のよさを信じて、自分の足で未 来へ歩き出せる人になっていてほしいと願っています。 学生にこの課題を出したのには、理由があります。1年生も、 3年たてば社会人。しかも、社会に出てからの人生のほうが、 ずっと長くなります。つまり、仕事をどう選ぶかが決定的に大 事だからです。全チームの発表動画を見て、驚きました。好 きなことで生きていく―つまり稼ぐには、誰かの役に立つ こと、新しい価値をつくることが欠かせない。その一番大事 なところを、全チームが誰に教わるでもなくわかっていたか らです。これが創価教育なんだと思いましたね。 私自身、この教育のありがたさに気づいたのは、卒業して からでした。今一緒に会社をやっている一番のパートナーも、 同い年の創大卒業生です。何を学ぶかと同じくらい、誰と生 きていくかが大事。後輩たちに伝えたいのは、誰でも絶対に、 好きなことで生きていけるということ。それを1年生の春から 考え始められるのは、大きなアドバンテージです。 本気の課題を出した経営者の1人は、19年前にこのキャンパスで学んだ先輩でした。 母校に戻ってきた卒業生と、この授業をつくった先生。2人の話から、 教室で育った力が、社会でどう価値に変わるのかが見えてきます。安藤さんが勤めるのは YouTubeをはじめとするクリエイターやインフルエンサーの活動支援、企業の マーケティング支援などを手がけるUUUM株式会社。だからこそ、学生に投げかけたのは 「どうすれば“好きなことで、生きていけるか”」という問いでした。 教室での試行錯誤は、社会へとつながる。 創大で得られる学ぶ力を 一言でいえば、 「価値創造の力」です。 卒業生インタビュー 安田 賢憲教授(経済経営学部 ビジネス学科) UUUM株式会社 取締役執行役員CFO/ 2007年 創価大学経営学部卒業。 三井住友銀行を経て2023年より現職 安藤 潔さん 教員コメント 社会で、 価値に変える 学ぶ力 3
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