創価大学ニュース「SUN」95号 2017 Autumn

10 Soka Univ. News 学生の成長記録 国際教養学部の素晴らしい環境を 存分に活用しました  もともと英語はあまり得意ではなく、入学当 時のTOEFL(iBT)の点数は33点! 同級生の 中でもとびきり低かったと思います。そのため、 最初は英語の授業が全く分からなくて困りま した。心配したある外国人教授が授業の後に 励ましてくれました。そのときにつたないながら も英語のやりとりでコミュニケーションができ、 少し自信がつきました。その後は分からない単 語やフレーズがあれば単語帳に書き、何度も 見返して覚えたり、SPACeにある英語の本を 次から次へと読んでリーディングのスピードを 上げたり、留学生に積極的に話しかけたりして 英語、英語の毎日。そしてアメリカ留学で英語 力がぐんと伸びました。TOEFL(iBT)の点数 も2年生の後期には90点までアップ!  国際教養学部には私たちを成長させてくれ る環境や制度があります。そのおかげで今の 自分があると感じています。 1975年創価大学経済学部卒業。1977年創価大学修士課程 修了。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)博士課程に 進学。1981年から1年間カーネギーメロン大学産業経営大学院 リサーチ・アソシエイト。1983年、Ph.D.(UCSD)取得。同年、創 価大学経済学部専任講師。2014年創価大学国際教養学部 教授。専門分野はマクロ経済学、ゲーム理論。2016年から国際 教養学部長を務める。 高橋 一郎 国際教養学部長 Profile 愛知県出身。1年次後期から2年次前期にアメリカ・ジョージメイソ ン大学に留学。3年次にマレーシア研修で現地の社会問題を解 決するプログラムに参加。国際社会学のゼミでの研究テーマは 移民問題。マレーシア研修やゼミで「社会問題の解決」を学び、 問題解決を通じて社会の役に立ちたいと、就活はコンサルティン グ会社にチャレンジ。大手外資系コンサルティング会社に内定。 村松 里美 さん Satomi Muramatsu 国際教養学部4年 Profile 7:00 8:00 9:00 12:15 13:00 14:35 18:30  21:30  22:30  24:00  起床 朝食、大学へ行く準備 授業 友だちと昼食 授業 ゼミの卒論について先生と懇談 日によって後輩のサポート 互いの卒論についてゼミ生と グループワーク 週に3、4回はアルバイト ない日は中央図書館で勉強 夕食、お風呂 予習・復習 就寝 1人暮らし My Timetable 視野が広がったりします。  さらに、授業やゼミで鍛えられた論理的 思考力、エッセイや論文を書くアウトプット 能力、コミュニケーション能力など、学生た ちの成長には目を見張るものがあります。こ の4年間で、私たちが掲げた国際教養学部 の理念が実現しつつあると強く感じています。 学生の可能性を広げる リベラルアーツ教育  就職活動においても、学生たちは企業か ら高い評価をいただいているようで、安堵し ています。本学部は幅広い選択肢を持つの で、自由である反面、自ら積極的に学びを 求め、行動していかねばなりません。その空 気の中で、積極的な姿勢とバイタリティが自 然に培われ、それを企業から評価されたと いう声も聞いています。  企業だけでなく、国際機関の内定、外務 省専門職員採用試験合格などを勝ち取っ た学生もいて、内定先は多様です。  大学院に進学予定の学生もいて、その中 には理系の大学院を選択した学生がいます。 また、在学中に海外のハイレベルな理工大 学に留学した学生もいます。理系の学部で はないのにと不思議に思われるかもしれま せんが、理系が好きな学生が本学部の特 色である「学問分野を超えたリベラルアー ツ教育」を受けることで、このような選択も 可能なのです。  リベラルアーツとは、リベラルアーツ&サイ エンスの略で、サイエンスも含むものです。 専門性が身に付かないのではという声もあ りますが、どこへ行っても通用する普遍的 な学ぶ力が身につくのがリベラルアーツ教 育の良さです。来年度からはプログラミング や統計学、数学といったコンテンツを増やし、 さらに充実した教育を実施できるようにす る予定です。  AI(人工知能)の台頭で、多くの職業が 将来AIに取って代わられるといわれていま す。そのような厳しい時代を生き抜くために、 本学部で培った力を発揮し、自分の頭で考 えて行動する人になってほしい。そして、世 界中の人と互いに尊敬し合ってつながって いける人、人を幸せにする人になってほしい と期待しています。

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz