創価大学ニュース「SUN」95号 2017 Autumn

03 This issue’s special feature focuses on the strengths of the women who study at SOKA University and SOKA Women’s College. Learn more about our graduates who work in various fields. どんでん返しの連続から 私は夢をかなえました。 【私のキャリアノート】 部活:Seize the day ヴォーカルグループ(短大) 留学:マレーシア公開大学語学研修(創大3年 次) 取得資格:TOEIC720点(短大入学時から 430点アップ) その他:国際学会での発表 2014年2月ニース (フランス)2014年10月幕張メッセ(日本) 2015年2月リスボン(ポルトガル) 市川 純子 さん 株式会社 日立製作所勤務 創価女子短期大学現代ビジネス学科2011年 卒、創価大学工学部2013年卒、創価大学大 学院工学研究科修士課程2015年卒 千葉県出身 Profile 今号の特集では、“創大・短大の女子力”を焦点に、 各分野で活躍する卒業生の姿を紹介します。 人生の大きな転機  今、振り返ってみると、短大入学から現在ま での道のりはどんでん返しの連続でした。今ま でにないほど勉強して臨んだ第一志望の短大 の英語コミュニケーション学科は不合格。補 欠合格で現代ビジネス学科に入学しました。 希望の学科ではないし、何より補欠合格という 結果に自信を失いましたが、1年次に亀田多 江先生の授業を受けたことが私の人生の大き な転機になりました。それはビジネスにICTを 効率的に導入し、有効活用することをテーマと した講義でした。講義内容もとても魅力的でし たが、それよりも亀田先生に惹かれました。創 価大学工学研究科で博士号を取得されたとい う経歴を持つ亀田先生から、既存の固定概念 にとらわれない女性としての力強さを感じまし た。私も自分らしい夢を見つけて、その夢に向 かって頑張りたいと思うようになり、亀田ゼミを 希望しました。  ゼミでは、学生それぞれが興味を持つ分野 でいかにICT機器を役立たせることができる かを研究・発表します。私は、高齢者と会話が できるロボットを製作して実地検証を行いまし た。祖母の家や介護施設にロボットを半年間 持ち込み、その成果を卒業論文にまとめました。 亀田ゼミで学ぶ中で、もっと研究に挑戦したい と思うようになり、創大工学部 ※ への編入を決 意。国家資格であるITパスポートも取得し、 工学部での学びに備えました。 壁を乗り越えられたのは “仲間”の存在  工学部に編入してからも、壁にぶつかりまし た。やはり工学部の学生はずっと専門的に学 んでいるので、私の知識では追いつけないレベ ルでした。それでも自分の道を切り拓きたいと いう気持ちから、あきらめずに勉強に挑戦。高 校の教科書も使い、基礎学力を強化しました。  必死で工学部の勉強に挑戦する中で、もっと 専門分野を深めたいと強く思うようになり、今度 は大学院への進学を決意。両親はもともと工学 部への編入も反対だったので大反対でした。短 大に補欠合格だった娘が大学院でついていける か心配だったようです。しかし、短大と創大での 私の頑張りを認めてくれて、最後は背中を押して くれました。両親の期待に応えるべく、大学院で は研究に没頭。フランスのニースをはじめ、海外 での研究発表にも挑戦しました。  大学院を修了して、2015年に株式会社日立製 作所に入社。現在はシステム・エンジニアとして働 いています。お客様のシステム故障などへの対応 が主な業務内容です。ゆくゆくはこの経験を活か してお客様のニーズに合った新しい提案をしてい きたいと思っています。短大補欠合格から始まっ た私の学生生活。亀田先生との出会いが私の人 生を変え、私らしい夢を描くことができました。そ の実現のために一つひとつの困難を乗り越えら れたのは、いつも励まし合える仲間の存在があっ たからです。特に短大時代に苦楽を共にした仲 間とは本当の家族のように励まし合い、切磋琢磨 しています。かけがえのないこの出会いは人生の 大きな財産になりました。私にとって学生時代の 出会いがそうだったように、私も周囲の希望にな り、後輩の道を拓ける存在になれるよう日々努力 を重ね、自分を磨いていきます。 ※ 2015年度から理工学部へ 卒業論文は、 「コミュ二ケーションロ ボットを活用した高齢者のための漢 字学習システム」

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