【「価値創造×SDGs」Week開催レポート】
木口 港暉さん(国際教養学部3年)

2020年12月11日(金)~17日(木)にわたって、「価値創造×SDGs」Week(後援:国連広報センター)を開催しました。16日学生企画「ユースセッション」での木口港暉さん(国際教養学部3年)のプレゼンテーションのレポートです

テーマ:私が「私」を決めること――性的同意の必要性について

木口さんが学内で所属する “ビリーブ創価”は、2017年に創大生自らが設立した団体。ビジョンは、ジェンダーにとらわれず、私が「私」を決めること。ミッションは、1.創大で性的同意を広めて性暴力をなくす 2.すべての創大生の自己決定が尊重される環境づくり。

「性的同意についてお話をしたいと思います。性的同意とはすべての性的行動に伴うべき大切なことです。3つの点を私たちは指摘しています。①縛られていない ②力の対等 ③いつも同じではない。残念ながらこれに反する状況が、しばしば見受けられます。

まず、“縛られていない”ですが、気持ちが縛られてしまうと拒否しにくくなります。嫌だと言いにくい。何かを恐れたりしてしまうからです。関係が破綻するのではないかと思う場合もあるでしょう。 “力の対等”は、特に日本の社会では年下が年上に従わなければいけないことが多い。これは性的行動でも起こり得ます。年下の人がNOと言える環境にしなければいけません。そして“いつも同じではない”ということです。必ず同意を得る必要がある。昨日はYESでも、今日はNOかもしれない。決して思い込まないことです。

もう一つ加えたいのはジェンダー目線の発言や発想をしないこと。男なんだからとか、女なんだからとか、とは絶対に言わない。こういった行動を通して人権を守る社会をつくれると思います」

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