大韓民国元総理  李壽成氏

「教育と文化建設の揺籃」であり、「平和の揺籃」である創価大学の創立50周年、誠におめでとうございます。

「創価大学」というと2017年10月に参加した「創価栄光の集い」の場面が思い浮かぶのであります。創価大学の学生達による様々な演技の後、皆が一つになり学生歌を歌った場面は生涯忘れることができません。素晴らしい理想の下、学生と教授の方々が一つになった美しき師弟の絆からは深い感銘を覚え、創価大学は人類の明るい未来と希望であるということを確信しました。

創価大学を訪問し、キャンパスの所々に創立者池田大作先生の魂が刻まれていることに気づきました。そして、先生との出会いからは謙虚さや堂々たる人格、そして弱者に対する限りない慈愛を感じました。

先生は「全世界」という地平から平和を願い、生涯行動して来られた真の偉人であられます。その創立者の精神と魂が創価大学の学生達にそのまま受け継がれていることを実感しました。

今は人類が一つになり英知を集めなければ全地球を襲った新型コロナウィルス感染症を初め様々な苦難を打開することのできない大変な時代を迎えています。そうであるがゆえに「一つの国」という狭い思考の殻を破り、人類の未来のためにどのように貢献できるかを考える世界市民の資質を育む創価大学の使命はますます大きくなるでしょう。

これまでも輝く歴史を綴ってきた創価大学ですが、創立者の建学の精神を深く継承しながら、創立100周年に向けてさらに力強く飛翔していかれることを衷心よりお祈り申し上げます。

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