中日友好協会会長 唐家璇氏

創価大学創立50周年に際し、中国日本友好協会を代表し衷心よりお祝い申し上げます。

創価大学は中国人民の古き友人である創価学会名誉会長・池田大作先生が、自ら提唱し設立した大学です。創立から50年間、創価大学は先進的な教育観と建学の理念を堅持して、学びの力で人材を育成し、国の発展に貢献し、特色ある教育実践の道を歩んでこられました。

また、創価大学は池田先生のリーダーシップのもと、世界平和と中日友好への信念を堅持し、中日両国の青年交流、教育交流に尽力してこられました。日本の大学では最も早く新中国からの国費留学生を受け入れ、両国のために多くの優秀な人材、友好を築くための指導者を育成し、素晴らしい貢献をなされてきたことに、心から敬意を表します。

現在、世界は未曽有の大変化の時代を迎えており、特に100年に一度もない新型コロナウイルスの感染爆発と、世界経済の深刻な衰退が重なり、各国は大きな苦境に立たされ、国際関係にも複雑な影響を与えています。

各国が伝統的な、また非伝統的な挑戦に直面する中、国際社会はより密接に交流し、協力し合い、困難を乗り越えていく必要があります。中日両国は重要な友好的隣人として、模範的な役割を果たしていけるのではないでしょうか。

中日友好の基礎と力は民間にあり、未来の希望は青年にあります。両国の指導者は、新時代の要求に合致した中日関係構築に関する重要な認識を共有しております。両国各界、特に青年たちは、中日友好と運命共同体という意識を絶えず強め、両国の指導者の共通認識を創造的に実行し、両国関係がより高いレベルで持続的に発展していくよう推進していくべきです。

明年は中日国交正常化50周年を迎えます。創価大学の青年の皆さまが時代のチャンスをつかみ、栄光の伝統を宣揚し、さらに広い視野と心で、青春の情熱と智慧と力を発揮し、中日友好、アジアの平和、世界の平和のためにさらなる貢献をなされることを心から期待しております。

創価大学が、さらなる発展の歴史を築いていかれるよう、お祈り申し上げます。

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